ソファーの横に、プロジェクターを置くための台をDIYしました。
合わせて、台の下には棚も入れて、ブルーレイディスクプレイヤーとWiiUゆくゆくはAVアンプを入れる為のAVラックにしました。
ルックスは、構造用合板でオーダーしたソファに合わせて同じ材にしてあります。
(今のところ無塗装)
製作後の感想は、とにかくへとへとになりました。
構造用合板は、強度と丈夫さがある代わりに重たいので、持ちあげたり、置いたりする作業が大変です。
隣に置いてあるソファを製作するのは、さぞかし大変だっただろうなぁとめちゃくちゃ実感!そして、作ってくれた家具職人の方に感謝の気持ちがわき起こってきました。
単なる棚なのですが、実はいくつか苦労した点がありました。
一つは、台の高さ。プロジェクターはEPSONのEF-TW6100を使っていますが、
このプロジェクターを、キチンとスクリーンに投影するには、スクリーンの下端と同じ高さにプロジェクターのレンズの位置を合わせることが基本的に必要です。
わが家の場合、スクリーンの下端の高さが床から約680mm。
ただ、あまりプロジェクターなどのAV機器を目立たせたくなかったので、
何度も本を積み重ねて、プロジェクターの台にして、部屋のいろんな位置からの見え方と、
スクリーンに投影できるかを確認し、高さを決めました。
プロジェクター本体の足のネジ(フロントフット)を調整すれば、何とか台の高さが約450mm以上あれば、映ることが、実際に投影してみて分かりました。(EF-TW6100は、レンズシフト機能はありません)
高さを抑えたので、大きなソファーに隠れて、あまり見えません。
まずは手書きで、図面を書いてみました。
材料は、25mmの構造用合板。高さは、プロジェクターが投影できる最低限の高さ、450mm。
一段目はブルーレイディスクプレイヤー、二段目はAVアンプ(購入予定)、一番下の段はAppleTV(買うかどうか分かりません)とWii Uが入るように寸法を取りました。
板は、いつものウッドマートさんに発注。
構造用合板は本来、表に見せる板ではありませんので、きれいな板を選別してもらい、予めカットもお願いしました。
針葉樹合板(24x910x1820mm):約6,000円
選別料:432円
合板カット料:420円
図面を元に、鉛筆で印を入れていきます。
電動ドリルで穴をあけます。
構造用合板は、板を重ねているせいか、バッバッバッっと結構な音が出ます。ちょっと近所迷惑が過ぎると思い、一旦ストップしました。
そこで、この続きは、難波にあるDIY FACTORY OSAKAのワークスペース(作業場)をお借りする事に。
料金は、一人2時間で、1,000円。ぜんぜん高くありません。
自宅からは少し距離があるのですが、ホームセンターは基本的に持ち込みは不可。
カインズホーム神戸深江浜店では、何かお店で購入すれば、無料で使えるそうですが、DIY FACTORY OSAKAでは、
電動ドリルや、ノコギリ、ドライバー、溶接機まで豊富に道具が揃っていて、全て追加料金無しで使えます。
使える道具は、これで一部。まだこの2倍ぐらいの道具が揃っています。
天板と横の板の接続には、ムラコシ精工のジョイントコネクター丸ナットを使用しています。
上記は、株式会社ムラコシ精工からの引用です。
http://murakoshishop.com/
http://www.murakoshiseikou.com/
この様に、天板にあけた縦穴と、横板にあけた横穴に、ジョイントコネクター丸ナットを入れて
板をとめました。この方法は、これまでにもやった事があり、補強無しで、90度に板を接合することが出来ます。
ただ、素人には、この縦穴と横穴をまっすぐにドリルであけるのがたいへん。少しズレると上からのネジが入りません。
(1ヶ所、うまくネジが入らず、横穴を後から拡張しました。)
左のネジを上から入れて、横穴に入れてある右の部品の穴に通します。
悪戦苦闘し、すぐに2時間が過ぎてしまいました。
いろいろと問題がありますが、とりあえず、天板と横板がとまりました。
この日はここまで。4ヶ所をジョイントするだけで、スペースを借りていた2時間が経ちました。休憩用に買っていた缶コーヒーも飲む間がありませんでした。
翌週再度、DIY FACTORY OSAKAにお伺いし、組み立てを再開。しかしなんとこの日も2段目の棚で終わってしまいました。今考えると何をやっていたのでしょうか。
最後は、家に帰ってから三段目を取り付けました。二段目、三段目は一般的な木ネジで止めています。
板の厚さが25mmありますので、長めの木ネジでとめました。
合計4日かかって、やっと完成しました。合計時間は、6時間〜7時間ぐらいかかったと思います。
何とか完成しました。歪みや割れなど問題はありますが、あまり目立たない場所なので、気にはなりません。
配線を隠すために、後ろにも板を付けています。
プロジェクターの配線は、天板の穴から中に通しています。設計図では、二段目と三段目の板は短くして、空いた隙間に配線を通す予定でしたが、どこで間違えたか、天板と同じ長さだった為、二段目、三段目にも丸い穴をあけて、配線しています。
アイテムを使い始めた日 2015年 3月
DIY AVラック DIY FACTORY OSAKA 構造用合板 ジョイントコネクター ムラコシ精工 第12回コンテスト 第16回コンテスト 収納家具のDIY
- 寸法:
- 幅515mm × 奥行550mm × 高さ450mm
- 重量:
- kg