もうすっかり夏ですが、やっとアラジン(シリーズ39)のストーブを片付けることにしました。あ〜片づけないとと思いながら、この時期になってしまったのは、芯の交換がたいへんだから。だいぶ芯が短くなっていて、片付けるときには交換しようと決めていました。
次回のメンテナンスのことも考えて、その手順・流れについて記します。
アラジンの芯の正式な名前は、『成形筒しん』で、品番は16LP。
アラジンブルーフレームのシリーズ351,16,25,32,37,38,39に適合しています。
うちのアラジンは、シリーズ39です。
【ステップ1/14】
まず本体の上部を、寝かせます。
【ステップ2/14】
「内炎板」をすぽっと上に外します。「しん外筒」は、内側の黒くなった部分と外側の穴が空いた部分で、一つの部品になっています。
【ステップ3/14】
「しん外筒」を回しながら外します。本体の「しん案内筒」が見えました。
【ステップ4/14】
両脇のネジを手で回して、カバーを外します。
カバーを外すと、隠れていたクラッチハンドルや耐震自動消火装置が見えます。
上からつまみ、クラッチハンドル(黒い部品)、黄ハンドル。左下の丸いのが、振子(耐震自動消火装置)です。
【ステップ5/14】
振子(耐震自動消火装置)を押します。
バチンッという音がして消火装置作動の状態になります。
【ステップ6/14】
つまみとクラッチハンドルを手前に引っ張りながら、右に回して芯を一番上まであげます。
つまみとクラッチハンドルをどんどん回します。
芯が一番上まで上がりました。
【ステップ7/14】
古い芯と「しん押え」を抜きとります。
「しん押え」とは、芯と一体になっているシルバーの筒のことです。
古い芯と「しん押え」が、本体から外れました。灯油がべっとり。気を付けないと灯油がたれます。
長穴にツメで、芯と「しん押え」が繋がっています。
このツメを下に押して、芯を「しん押え」から外します。
古い芯を「しん押え」から外したところ
【ステップ8/14】
新しい芯を「しん押え」にセットします。
取るときとは逆に、長穴にツメを合わせてセットします。
新しい芯と「しん押え」がセット出来ました。
【ステップ9/14】
セットしたものを本体に入れます。
この時に、芯が本体の「しん案内筒」に引っかかって、内側の黄色部分を痛めることがないように注意しながら入れていきます。
「しん押え」についている歯板(ラック)と本体のギアを噛み合わせます。
【ステップ10/14】
つまみとクラッチハンドルを手前に引いた状態で、左に回して芯を下げます。
一番下まで芯が下がりました。
【ステップ11/14】
つまみとクラッチハンドルを引っ張ったまま、黄ハンドルを矢印の方向に止まるまで回して、歯車のピンと黄ハンドルの赤い線を真上で合わせます。
(歯車のピンは、黄ハンドルのすぐ左側の金属の部品です。本来ピンは赤ですが、うちのは修理した際、色のないピンに変わったようです。)
真上の位置で黄ハンドルの赤い線とその左にあるピンが合いました。
【ステップ12/14】
「内炎板」と「しん外筒」をセットします。
その際、本体の赤い三角と「しん外筒」の赤い線が合う様にします。
内炎板も入れます。
【ステップ13/14】
セットが終わりました。ハンドルを回して、芯を一番上に上げた時、「内炎板」の穴が上から二段目まで見える様に調整します。
芯交換が終わりました。
【ステップ14/14】
斜めに倒してあった本体部分を戻して完了です。
また来年と言いたいところですが、もうあと4日で、8月です。あと3ヶ月ぐらいしたら、また出すかもしれません…。
この芯の交換が、ずっと気になっていたので、気持ちがスッキリ!
行程が多く、所用時間は、写真を撮りながらで30分ほど。次回はもっとスムーズに出来そうです。
芯が新しくなって、交換と一緒にクリーニングもしたので、冬になってストーブに火を付けるのが楽しみです。
アイテムを使い始めた日 2012年 11月
第14回コンテスト Aladdinの暖房器具 暖房器具のメンテナンス
- ブランド:
- Aladdin
- 品名:
- アラジン ブルーフレームヒーター 39シリーズ BF3905-G グリーン →
- 品番:
- BF3911-G
- 寸法:
- 幅388mm × 奥行405mm × 高さ551mm
- 重量:
- 8.5kg
- 施工・購入:
- Amazon
- 関連サイト:
- https://www.aladdin-aic.com/products/bf/index.html