ゴールデンウィークや夏休みなど、暑い時期に何日も留守にするとき、バルコニーの植物が水切れしないように利用している『水やり当番』。
毛細血管現象を利用した仕組みになっていて設置も簡単なので重宝しています。
給水元にはペットボトルを使うのが一般的だと思いますが、大きなバケツを使っています。
(バケツで足りない分は、1.5Lのペットボトルや小ぶりのバケツも利用)
ペットボトルだと何本も用意が必要ですが、
これだと一つのバケツからたくさんの植物に水を与えることができます。
鉢の数が増えているので、今回、追加で購入しました。
以前から使っている少し年季の入った『水やり当番』。
素焼きの本体とそのキャップ、チューブの3点で一セット。
使い方は
まず水を入れたバケツやペットボトルにチューブを垂らします。
次に素焼きの本体の蓋を外し、その中に溢れるギリギリまで水を入れます。
そして蓋をします。
素焼きの本体の下半分から水がしみ出すことを確認した上で、植物の根本に刺すだけです。
でもこの通りやってもうまく水が供給されず、枯らしたことがあります。
多分チューブに空気が入っていてうまく水が通らなかったため。
そこでうまく流れない分をピックアップしてチェックするようにしています。
方法は、チューブの先から水を入れて、蓋の部分を下にさげると
中の空気が出てきて、出口に小さな風船ができます。
空気が抜けた後、水が出てきます。これでチューブ内が水で満たされます。
数分後、鉢の底から水が染み出てきたら、合格です。
バルコニーの植物を一箇所に集め、その中央に台を設置します。
バケツやペットボトルの高さで、吸水のペースが変わります。紫陽花には割とたっぷりと水を与えたかったので、少し台を高くしました。
設置したバケツにじょうろで水を入れます。
そして、本体とチューブに水を入れた『水やり当番』を、それぞれの鉢の土に挿していきます。
この後、出かける前に一日様子を見て、バケツの水が減るか確認。
準備が完了しました。
バケツの他にペットボトルも用意しました。そして外出…。
今回の外出期間は5日でした。天気予報を見ると留守中、ほとんど晴れの日が続き、雨の日は1日ぐらいのはずです。
帰宅するとバケツの水がほぼ底を付いていました。
ペットボトルも同じ状況。ギリギリです。5日以上の留守にしたい場合はもっとバケツやペットボトルの容量を増やす必要がありそう。
植物の状態は、紫陽花以外はみんな(バラ、茶椿、オリーブ、櫨、沈丁花、ソテツ、ブルーベリー、ギボウシ、ゼラニウム、黒松、ハイビスカス)元気でした。
紫陽花は、留守中、常に土が湿った状態がよくなかったのか、葉が丸く茶色に枯れた状態になり元気がありませんでした。植木を一箇所に集めた為、風通しがよくなかったことも原因だと思います。
帰ってからすぐに水キレをよくして、風通しのよい設置に変えたら1週間くらいで回復しました。
次回は、紫陽花にストレスがかからないような設置にしたいと思います。