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すいすいさん

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キッチン

KINOの食器

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last update : 2018.3.16 DIY

KINO つくるキットで、マイ箸を手作り!

普通

「KINO つくるキット」は東京の多摩エリアのスギやヒノキを使ったモノづくりを促進するために生まれたプロダクト。

こちら、作成後のマイ箸です。
完成までの道のりを書いていきます。

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KINO つくるキットに入っていたリーフレット。
KINO つくるキットに入っていたリーフレット。

と、その前に…。
写真はキットに入っていたリーフレット。

東京都の総面積の約4割が森林だったなんて、知りませんでした。
しかもどんどん伐採していて(植え替え)、伐採した木が余っているなんて。

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東京にも山があるんですね。
東京にも山があるんですね。

買って中身を見るまで、全く知りませんでした。

マイ箸を作るのに必要な材料が全て入っている、「KINOつくるはし」。(道具は入っていません)

梅田の東急ハンズで買いました。
これを買いに行ったわけではなく、木工コーナーをぶらぶらしていたら、目にとまっただけなのですが…。

なぜなら…

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長い間売れていなかったのだろうな。
長い間売れていなかったのだろうな。

なんと、レジにて表示価格より50%OFF!

お箸を作ってみたい、とも一応思っていたので飛びつきました。

結構パッケージはボロボロで、長い間売れていなかったのだろうと予想。KINOのHPを見てみたら、現在ではパッケージは箱に変更されているようです。(私が購入したのは袋状になっていました)

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キットの中身
キットの中身

入っているものは、
・木材(スギ)
・紙やすり(粗目と細目1枚ずつ)
・蜜蝋ワックス
・蜜蝋ワックス用の布2枚

あとは冒頭に紹介したリーフレットと、簡単な説明書(作り方)。

お箸のイメージ図も載っているので、わかりやすい。

早速作業開始です。

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鉛筆で下書き。
鉛筆で下書き。

まずは鉛筆に下書き。

「はじめての人は真上から見た図と、横から見た図を描くと良い」というアドバイスに従って、二面に下書きしました。

2本ともに描いたら、作業スタート。

新聞紙を敷いて、削り始めます。
オットは左利きなので、左利き用のナイフを使っています。右利き用は非常に使いにくいらしく、左利き用を購入したことで格段に作業スピードが上がったと言っていました。

20分程度で徐々にお箸っぽくなってきました。

横で見ていたら面白そうだったので、私も参戦!
2人で協力して1膳の箸を作ることにしました。

ちなみに私が使った道具は、ごく一般的なホームセンターで購入した小刀のみ。(1,000円程度)
私は右利きなので、右利き用です。

40分後には、かなり箸らしくなりました。

ここからオットはヤスリがけに入ります。

勢いよくヤスリがけした途端、「あつッ!」と叫ぶオット。摩擦で結構熱くなるようです。

奥が、ヤスリがけ後のオット作。
手前が、削り途中の私作。

もし2人で作業するとしたら、先に片方を仕上げてから、それに近づくように削っていくのが良さそうです。

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2本分の削りカスは結構な量になりました。
2本分の削りカスは結構な量になりました。

私が削り終えるころにはこんな状態に…。

削っていると、ふわっと木のよい香りがします。
ヒノキはいい香りだと知っていましたが、スギもよい香り…。花粉症で悩む私は複雑な気持ちになりました。

スギは柔らかいのでとても削りやすかったです。
ただ、ナイフに角度をつけすぎ、深く刺さってしまって割れるように削れることが何度かありました。

一気に削りたい衝動に駆られますが、ぐっと抑えて少しずつ少しずつ削ることがポイントです。

何も考えず、ただひたすらに削り続ける…。

大体同じくらいの太さになったので、ヤスリがけしました。ヤスリがけは、確かに熱い!

ここまでくると、もうどっちがどっちのものかわかりません。

ワックスを塗る前ですが、スギの木目がきれいに出ています。

次はセットになった蜜蝋ワックスで仕上げに入ります。

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リコーダーのグリースを思い出す容器に入った蜜蝋ワックス
リコーダーのグリースを思い出す容器に入った蜜蝋ワックス

布に蜜蝋ワックスを取って…

お箸にたっぷりと塗り込みます。
しっとりするくらいまで塗るのがポイントだそう。

先の方が蜜蝋ワックスを塗ったところで、奥がまだ塗っていないところ。
色が変わります。

2本ともにしっかりと塗りました。

そしたらもう1枚のキレイな布で余分なワックスを拭き取ります。

できた!

手触りはサラッサラです。あとは直射日光を避けて半日~1日置いてなじませるだけ。

ただ蜜蝋ワックス特有の?ニオイがします…。
大丈夫なのだろうか。

しっとりした感じ、わかりますか?木目もよりはっきりとしました。

お箸の機能も問題なさそうです。

開封からここまで約2時間!
1人だったら、倍の4時間掛かるということか…。なかなか大変です。

翌朝…。

完成しました!
前の日に気になっていた、蜜蝋ワックスのニオイも気にならなくなり、ほっと一安心。

多少でこぼこしていますが、これも手作りのご愛嬌ということで。

うっとり。
とても軽いお箸ができました。

でも、木工初心者には真っ直ぐ削るだけでOKなお箸は入門編としてぴったりかも。
ナイフの動かし方や力の入れ方を覚えるのにちょうどいい感じがしました。


東京の山にも多少なりとも貢献できたし、毎日使うものを自分の手で作れたというのもなんだか嬉しい。

2人分作りたい、と思っていたのですがKINOつくるキットは、1つしかなく…。
仕方なく、同じくらいの太さの木材を購入してもう1膳作る気でいました。

「色違いで作ったほうが、どっちのお箸かわかりやすくていいんじゃない?」という意見があり、もう1膳はウォルナットで…
と思ったら、あれ!?全然色の出方が違う…。

なんと違う木材を買ってきていました。
シャム柿って何だろう…?

あと2膳作ることになりそうです。
木材の違いによる食感の差なんかも、今後レポートできたらと思います!

アイテムの評価 ★★★★☆

アイテムを使い始めた日 2018年 3月

KINOの食器 食器のDIY

ブランド:
KINO
品名:
KINOつくるはし
カラー:
スギ
重量:
kg
関連サイト:
http://www.kino-mono.jp/
2018年 3月 1日

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