ビールやワインの瓶って、お洒落なデザインが多いですよね。
でもそのままでは使いみちがない…。加工して、素敵なインテリアにできたらいいのに!
そんな気持ちから瓶の加工に着手しました。
しかし…。実際やってみると、とてもむずかしい!
いくらやってもうまくいきません。最終的にはそれらしい感じ(あくまでも感じ)にはなりましたが、全ての瓶をうまく加工することはできませんでした。
その試行錯誤についての記事です。
ハイネケンのビール瓶。
このままではただの空き瓶ですが、加工することで実用性も加わったアイテムに変身させることができたら…。
初めは、ライトが良いんじゃないかと思っていました。
底に近い部分を水平にカットしてキャンドルの上から被せたら素敵なんじゃないか!?そんな風に思ったのです。
ガラスをカットする方法でまず思いついたのは、「オイルに浸した”ひも”を瓶に巻き付け火をつける→その後水につける」というもの。
しかし、
・動画などを見ると結構な勢いで燃えているので危険な気がする。
・ハイネケンの柄はシールのようなので、火を使うと溶けるのではないか。
これらの点が気になり、違う方法を模索することにしました。
用意したのは、
・空き瓶
・ステンレスボール
・カッターナイフの刃
・ピンセット
・バーナー
・油
・水
こちらの動画を参考にしました。
https://www.youtube.com/watch?v=G877csO3nHI
カットしたい位置まで空き瓶に水を入れます。(キャンドルカバーを作ろうと思っていたので、水位は低くなっています)
ステンレスボールに、瓶の中の水と同じ高さになるまで水を入れます。
そしてステンレスボールの水の上に油をそっと注ぎます。
表面が油で埋まるまで流し込みます。(写真撮り忘れました)
その後、カッターナイフの刃をピンセットで摘んで、バーナーで熱します。
真っ赤になるまで焼いたら、そっとボウルの油の上に載せると、油だけが熱されて水との温度差でパキっと…
割れるはずだったのですが、割れませんでした。
その後、何度かチャレンジしましたが、うんともすんとも…。
どこかダメなところがあったのかと思って調べてみたところ、失敗している人は他にもいました。
この方法ではダメなようです…。
仕方がないので、ガラスカッターを買いました。
角度が大切なようですが、丸い瓶は調整が難しそう…。
両面テープの中央に瓶を置いて、カッターの刃を固定し、瓶を回すスタイルで挑むことに。
下に敷いたのは、滑り止めです。
ぐるりと一周したら、傷をつけたところにお湯を掛け、次に冷たい水で冷やします。(お湯と水がワンセット。1回で無理ならもう一度繰り返します。)
すると、パキッとガラスが割れる音がして…
ものすごくガタガタに割れました…。
カットする場所が悪いのかと思い、グラスづくりに変更。
ぐるっと傷をつけて、お湯→水の順にかける。
またガタガタに…。
まだまだチャレンジします。
しっかりと傷をつけて、お湯→水。
おお!結構まともにいけました!
多少ガタガタしている部分はありますが、全然マシです。
フチの部分はそのままでは危ないので、やすりで仕上げます。
ガラスって紙やすりで削れるのか!?と思いましたが、紙やすりで十分。角材にやすりを巻きつけて、外側と内側両方のエッジを削ります。
右側がやすりがけ前、左側がやすりがけ後。
ガタガタだった分、削れていない部分が残っていますが…。
水を入れてみました。(本当はビールを入れた方が雰囲気が出るのかもしれませんね)
おそるおそる飲んでみましたが、怪我はしませんでした。(当たり前か…)
もう少し丸く削って、口当たりを良くしたほうがいいかも?
もしや技術が上がったのか!?と思い、再度ハイネケンに挑戦したところ惨敗(3回目)。
ひょっとすると、瓶の種類でカットしやすい、カットしにくいものがあるのかもしれません。
今のところ、そこそこ上手くいったのは、
・カールスバーグ
・ヒューガルデン
ダメだったのは、
・ハイネケン
・ニュートン
・ヴェデット
といった感じ。
違いはまだわかっていません。
瓶を切る専用の道具が必要なのか…。それも試してみたいところ。
空き瓶をうまくカットできるようになれば、グラスだけでなく、いろんなものが作れるようになるので、もう少し鍛錬を続けたいと思います!
コツなどご存知の方がいたら、ぜひ教えてほしいです!