阪神淡路大震災を経験したお父ちゃんに嫁さん。
子供たちにも伝えていかなくては。
子供たちは学校で毎年1月17日前後に震災関連の授業を受けてくるみたいで、今回は「シーチキンランタン」の作り方を習ってきました。
よし、知識だけでなく、作ってみよう! お父ちゃんも未経験やし!
オイル漬けのシーチキンならたいがいの家庭にはあると思います。海外はオイルサーディンでランタンにするとのこと。なるほど。
ティッシュでこよりを作ります。
ここでちょっとびっくりなのが子供たちが缶切りも栓抜きもマッチもライターも使ったことが無い!
言われてみれば缶詰はプルトップに、仏壇が無ければマッチやライターは使わない、ペットボトルが主流で王冠ついた飲み物はなかなか売っていない。ビールも缶が主流やし。
ウムム、とりあえずそこから練習させておかないと… 言われてみればお父ちゃんも「火打ち石」の存在は知ってても、見たことも使ったこともないからなあ。
プルトップの1部だけ開けるつもりが、練習を兼ねて缶切りの使い方を教えます。
ちょっとだけ開けて、こよりを爪楊枝で押し込みます。
火をつけます。
お! ローソクくらいの明るさです!
食べてからでもエエのでは?と思ったら重さで安定させたいとのこと。なるほど。
今のライターはイタズラ防止機能付きなので子供たちは点火すら出来ませんでした。
ウムム、安全は大事やけど、これはいざというときちょっと困るかも。
夏になったら蚊取り線香をマッチで点ける練習ですな。さらにはお誕生日ケーキのローソクもマッチで練習させておかないと。(^^)
煤は大丈夫かな?と電灯を点けてみたらけっこう煤が…
まあ食用油やからしゃあないですね。非常時やし。
それなりに明るいのは7~8分でした。
8分すぎて少し火が小さくなって点灯から20分ほど。
30分すぎたらかなり暗くなってきました。これで限界かな?
その後缶詰を開けて食べてみました。
焦げ臭いか?と思ったら問題なく食せました。
よい経験でした。
でも停電時に懐中電灯使ってこよりを作って、缶に穴を開けて…の作業のことを考えたら、マッチにローソクをちゃんと準備したほうがエエな、と我が家では思いました。
シーチキンランタン、台風の停電時なら使えますが、地震の停電時はいつ余震くるかわからんので、子供たちには台風の時だけだよと強く言っておきました。
非常食にプルトップでないフルーツ缶詰を常備して、子供たちに開ける練習させるのが次の課題になりました。