「モルタルで植木鉢を作る」の後編です。
乾燥→型枠はずし→植栽まで行ってみました。
最大の難関(と思われる)、型枠はずし。
「モルタルと型枠がくっ付いて全然剥がれないのでは?」
と言う心配もありましたが、意外にポロッと外れてくれました。
ネットで調べたところ、油や石鹸水を剥離剤として代用出来る様だったので、
今回は剥がしたい場所にサラダ油を塗ってみたのが奏功したようです。
あとは、土を入れて植物を植えて、完成です。
まだまだ改善ができそうな感じでしたが、
自分で作ったものなると全て「味」に感じてしまうのがハンドメイドの魅力でしょうか。
乾燥中のモルタル。
数時間するとモルタルも随分固まってきました。
水分ではなく個体になった感じです。
ここまで来るとモルタルの浮力で型枠が浮いてしまう心配はないようです。
型枠(牛乳パック製)を剥がしました。
簡単にペリペリと剥がれてくれました。
あらかじめ塗っておいたサラダ油(剥離剤の代わり)が効いているようで、
ポロッと剥がれた感じです。
モルタルはまだまだ水分を含んでいる感じで、色も随分濃いままです。
このまま室内で一日放置しました。
1日放置後。
型枠を外したからか、1日で随分乾いたように思います。
色もだいぶ変わってきて、普段目にする無機質なモルタルグレーになりました。
※ひび割れに見えるところは、「モルタルの充填もれ」のような箇所です。
モルタルを流し込む際に、充填もれが出ない様、軽く叩いて均一にしたつもりだったのですが、
どうやら叩く回数が足りなかったようです。
混ぜる水の量が少なく、モルタルが少し固いのも原因かもしれません。
このあたりは「慣れ」が必要なようです。
おしりの部分。
当たり前ですが、型枠にした牛乳パックの底を忠実に再現しています。
まぁ、見えなくなるのですが…。
土を入れて、植物を植えました。
(夢中で植えているところを撮り忘れました)
土があまり入らないので、丈夫そうな多肉植物にしました。
ただ、底に穴は空いていないので、水のやりすぎには注意がいりそうです。
再びミニスケボーに乗せて、記念撮影。
モルタルの水圧?に牛乳パックが負けてしまい、
型枠自体が膨らんで、全体的に少し丸みを帯びたかたちになりましたが、
これはこれでアリだと思わせるのがハンドメイドの魅力でしょうか。
次はもっと四角いかたちで作ってみたい。と決意。
植栽スペースに飾ってみました。
個人的にはモルタルとグリーンは非常に相性がいいと思っています。
完全に自己満足の世界ですが、「暇があればまた作ってみたいな」
と思えるほど簡単に出来上がりました。
そして、身近なもので型枠になりそうなものを
とりあえずストックする癖がついてしまいました…。
ちなみに、2作目は四角いものを作成!
脚付きタイプ。