壁の4ヶ所にエアコンの穴(スリーブ穴)がありましたが、必要なのは一つだけ。これらの穴を塞いで、平らな壁にすることに。しかしその工程は、なかなかたいへんでした。
【エアコンの穴を塞ぐ工程】
《1》 クロスを剥がす
《2》 クーラーキャップを外す
《3》 塩ビ管のカット
《4》 配管パテで、穴を埋める
《5》 補強用メッシュを貼る
《6》 パテをする
《7》 下塗り材(シーラー)の塗装
《8》 本塗装
《1》 クロスを剥がす
ローラーを使ってクロスに水を含ませて、浮いたところを、コテで剥がします。
《2》 クーラーキャップを外す
コテを使ってクーラーキャップを外します。
すると、塩ビ管が出っ張っていました。
《3》 塩ビ管のカット
そこで、用意したのは、電動ドリルと切断用の円盤。
壁と面が合うように、切断していきます。最初は順調でしたが…
力の入れ方がまずかったのか、切断用の円盤の軸が折れました。
仕方がないので、カッターナイフで地道に削る。
なんとか、壁と面が合いました。
《4》 配管パテで、穴を埋める
次に用意したのが、穴埋め用の『配管パテ』
穴の直径に合わせて、パテを丸めて、
エアコンの穴に。
《5》 補強用メッシュを貼る
その上から、下地補強材用のメッシュを張ります。
《6》 パテをする
そして、パテで壁との段差を無くしていきます。
ほとんど段差が無くなりました。
壁全体も違う種類のパテで平らに。
パテが終わると、ヤスリで更に平らに。
下地処理が終わりました。
シーラー塗装を始める前に、窓を養生。
《7》 下塗り材(シーラー)の塗装
水性カシオンシーラーです。
シーラーをバケツに入れて、ローラーで塗ります。
一緒に天井も塗るので、防護服に防じんマスクで完全防備。このときは刷毛を持っています。
《8》 本塗装
シーラーの後は、本塗装。塗料はファロー&ボールを使いました。
きれいに仕上がりました。
完成後の様子。
エアコンの穴を埋めるのは一苦労でしたが、スッキリした白い空間が出来上がりました。穴埋めに、モルタルなどは使っていませんので、もしまた穴(スリーブ穴)が必要になっても、簡単に開けることができます。