ようやっと、もとは和室の板の間をなんとか洋室らしくしようと、いくばくかの資金を投下。まず手始めにサッシ窓の手前にはめ込まれていた障子を撤去した。障子を取り払うと部屋に差し込む光の量が格段に増し、なんとなく部屋が広くなったようで、牢屋から出てきた気分(投獄されたことはないけれど)。たぶん、障子という建具が部屋を狭く暗く感じさせていたのだろう。障子の代わりにIKEAでVILBORGという遮光カーテンを調達。色はターコイズ。
リビングルームとのパーテーションだったふすまは、これからも、まず閉めることはないはず、と思い切って破棄。敷居は段差をカンナで削って板をはめてニスを塗って、とりあえずフラットにした。既存のフローリングとまったく色があってないけれど、エイジング処理をして(笑)なんとかごまかしたつもり。鴨居の部分は見上げて眺めることもないから、そのまま放置しておく。
17年が経過してシミが浮き出てきて、汚れのひどかった押入れのふすまはカーテンの色と合わせてフェザーブルー色のペンキで塗装。塗装の参考にしようとネットで「ふすま、塗装」と検索したが、リフォームでふすまにペンキを塗った人の話がほとんど出てこない。たいていは襖紙を貼ってすましているようだ。まあ、上から板を貼ってドア風にしたり、小洒落た壁紙でおおい隠しても、ふすまはフスマでしかない。今回はこのあたりで妥協、というか暑さでバテて、もう、いっぱいいっぱいですわ。