トイレの手洗いは、サクラの板の上に焼き物の手洗い器を設置した。トイレは、無垢板の上に焼き物の手洗い器を設置する、というのは当初からの希望であった。
手洗い器は、KAKUDAIの「瑠珠」シリーズの丸型「釜肌」を採用。便所自体(部屋としての大きさ)が大きくないので、手洗い器のサイズはφ280mm。それでも、住宅のトイレの手洗い器としては悪くない大きさ。
水栓金具は、同じくKAKUDAIの衛生水栓(レトロ)を採用。最初はピカピカだが、時間の経過とともに味のある落ち着いた色に変化する。また、これもスペースの問題から、器の中心と蛇口の位置がずれているが、使用上特に問題はない。
ちなみに、手洗い周囲には、水はね用に杉板が張られている。