cueさんのダイニングテーブルについてのでポートです。
重厚感のあるダイニングテーブルは、リノベーションの際、合わせて集成材で造作したもの。2つの大きな特徴があります。
cueさんのダイニングテーブルは「構造用の集成材」で造作されたもの。
構造用の集成材とは、木造住宅の柱や梁などに使われる材のこと。普段は壁や天井などに覆われて、見えないものです。
それを利用して家具を造作しているため、どっしりと重厚感のあるテーブルに。色は、写真左側の壁(古材の扉を横向きに設置したもの)に合わせて、オイルステンで塗装し、仕上げています。
配置は上記のようになっています。
キッチンと横並びになっており、配膳もスムーズ。
もう一つの特徴は、写真のように、柱をテーブルの一部にしていることです。(柱もダイニングテーブルと同じオイルステン塗装)
この柱は、家を支えている柱のため、リノベーションの時に撤去できないことがわかっていたそう。
5人家族のcueさん。ダイニングテーブルは6人掛けです。
柱と反対側にはパントリーの壁があり、ダイニングテーブルはその間に収める必要がありました。
それがちょうど6人掛けのダイニングテーブルが入るかどうかギリギリの長さだったとか。ゆったりしたものは入らなかったり、小さいと微妙な隙間が空いたりという可能性も…。
そこで、柱とパントリーの壁をダイニングテーブルの一部にする案が浮上したのだとか。
構造用の集成材の1本あたりの寸法は、短辺105mm、長辺は270mm。それを上記のように組み合わせています。
通常ダイニングテーブルに必要な寸法は、1人当たり横600mm×縦400mm。6人掛けだと1800mm×800mmが通常サイズ。
cueさんの場合は、約2000mm×810mmと十分なスペースを確保しています。
厚みのある材を使っているため、椅子の座面上から天板下の高さ(テーブルの下の足が入る部分)を考慮すると、以前使っていたテーブルよりも約40mmほど高くなったそうですが、使用感はあまり変わらないそう。
目立ってしまいそうな柱もダイニングテーブルと一体化しているため、気になりません。
構造用の集成材を使ったことで、温かみのあるダイニングテーブルに。ログハウスや山小屋にいるような気分にさせてくれます。
造作 構造用集成材 オイルステン ログハウス 山小屋 ダイニングテーブルの施工
- 寸法:
- 幅2000mm × 奥行810mm × 高さ775mm
- 重量:
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...