今日、フライパンを買いました。
あまり良いフライパンを買ったことがなく、母親からTfalのフライパンをもらったこともありましたが、ここ10年くらいの間に、なん個買い換えたことでしょう。恐らく2、3年に1個は買っていたような気がします。Tfalのフライパンも結局は数年で...。安くても高くても変わらないのかなと、少しあきらめも。
でも、きっとずっと長く使えるフライパンがあるはず!と思って、いろいろ調べました。
フッ素樹脂加工、鉄、ステンレス、ダイヤモンドコーティング、セラミック加工・・・いろいろあるものです。
そんな中で今回検討したのは、
●ダイヤモンドコーティング(スイスダイヤモンド)1万5千円以上
●フッ素樹脂加工(スキャンパン)1万5千前後
●セラミック加工(グリーンパン)5千円くらい
●鉄(極み) 5千円くらい
●ステンレス(ビタクラフト)2万円くらい
お店に行く前は、「スキャンパン」にほぼほぼ決めていました。理由は10年保証が付いているから。10年保証してくれるって、よっぽどの自信なんだろうなぁと。サイトにも【スキャンパンなら、フッ素樹脂加工の「剥がれ」「摩耗」も製品保証の対象です。】と書いてありました。また、次世代安全フッ素樹脂加工「GREEN TEK」を採用し、丈夫に安全にできているとか。
なので、スキャンパンの取り扱い店である阪急百貨店川西店に行きました。
お店に置いているフライパンのほぼすべてを使いつくしたプロ!という感じの店員さんに話を聞けました。結論としては、それぞれにメリット、デメリットがあるので、できれば●●の時にはこれ、●●の料理にはこれと、用途を考えていくつも持っているのがベストだということに・・・。
でも、お金も場所もない。そんな私が今回選んだのは、候補にも挙がっていなかったメーカーの、単なるフッ素樹脂加工のフライパン。UMICのRYOGA(Mede In Japan)というものです。5千円。
検討の中身は以下の通りです。
●鉄は確かに長くずっと使えるが、使い初めやお手入れが大変なのと、調理には油が不可欠。健康のことも考え、あまり油は使いたくないので、×。
●ステンレスも長くずっと使えるけど、使い方が少し難しい。フライパンがしっかりと熱していなければこびりつくため、普段作るような焼きそばや目玉焼き、チャーハンなどには少しコツが必要。ゆっくりと料理する時間が取れないと、使いこなせないかも。ただ、お鍋としては優秀で、錆びにくく、多層構造で短時間に鍋全体に熱が伝わりやすく、鍋と蓋に隙間がなく、密閉しているため、材料の水分だけでも十分に調理ができるそう。お店の人も多層構造のステンレス鍋は絶対に1つは持っていたほうがよいよ!とおすすめだったけど、今回はフライパン選びのため、×。
●グリーンパン(セラミック)は、上手に使えばという条件付きで長く使えるようです。使い心地はかなりよく、油がなくてもするするっと、食材を焼いたりできるらしい。ただ、その上手に使えば・・・というのが問題で、すごく熱伝導率がよいため、あまり高温で使い続けると、ある日突然こびりついて、使えなくなったらしい...。(お店の人の経験)自信がないため、×。
●スイスダイヤモンド(ダイヤモンドコーティング)は、表面が何層にもダイヤモンドコーティングされていて、硬く傷がつきにくく、また傷がついても何層にもなっているので、剥がれが起きにくいらしい。ただ、グリーンパンと同じく熱伝導率がかなりよく、高温には弱い。あとは少しお値段が張るのと、ダイアモンドで何層にもコーティングされているので少し重い。また、大きな深めのフライパンが欲しかったんだけど、このメーカーは、浅目のタイプ(深さ約4㎝)のフライパンしかなく、今回欲しかったサイズではなかったため、×。
●スキャンパン。ちょうどSALE中。大きいサイズ(28㎝の深め)でも1万6千円くらい、小さいフライパン(20cm)だと1万2千円くらいだったかな。普通のフッ素樹脂加工ではなく、仕上げ方が違うため、摩耗しにくいそう。そのため10年保証付き。ただ、保証は内側だけ。また、実際に保証してもらえるかどうは、メーカーに送ってからの判断になる。使い方によっては、保証されるかどうかは分からないとのこと。最近、お店に入ってきた商品で、お店の人も正直あまり分からないけど、一度使った感じは、するするっと本当に気持ちよく料理ができるということ。ただこちらも、熱伝導率がよいため、使い方には十分注意が必要。一応保留。
そんな中で、迷っていると最後に店員さんが紹介してくれたのが、日本製の「UMIC」のフライパン。普通のフッ素樹脂加工のフライパンは選ばないぞ!と思っていったのに、なぜこれを選んだのか。
●UMICは、5千円。スキャンパンと持ち比べてみたが、相当軽い。(IH対応のものになると少し重くなるけど)日本製で、ガス火で使いやすいように取っ手とフライパンの間が少し長くなっていたり、日本らしい繊細さがありました。フッ素樹脂加工も高温には弱め。他のコーティングに比べるとやはり剥げやすいというデメリットあり。値段と、軽さが、最後勝負を決めたかなと。
高温で使い続けると、どのフライパンもやはり、ダメになる確率は高くなる。そして、いつかは買い替えの時がくる。その時がいつくるのか。私自身、料理はそんなに上手くない、というかかなり雑。また仕事もしていて、子供もいるので時間がない中での料理になる。そんなことを考えると、上手にフライパンを使いこなせる自信がない。
じゃぁ、今、高いフライパンを買ってもなぁ・・・と。まずは修行と思って、少し良い安めのフライパンを上手に使えるようになろう!それから、今度はステンレス等、良いフライパンを一生かけて使うぞ!という、今回の結論となりました。
また数年後、どういう心境でどういうフライパンを買うのか、楽しみです。
今回購入した、日本製のUMIC(RYO-GA)28㎝のフライパン。5千円。
新潟市巻にある、ウルシヤマ金属工業株式会社 という会社のブランド。
ウルシヤマ金属工業株式会社は、アルミニウムの板製品とキャスト(鋳物)製品を製造し、自社でコーティング加工を行う、国内唯一の企業。
フライパンの説明書き。
このRYOGAというタイプは、熱を底面に蓄えて側面に素早く均一に伝えることができる加熱性能に優れた厚底アルミ鋳物製。それによって、
●厚底で熱変形に強い
●熱伝導に優れ、料理がおいしく仕上がる
というおススメポイントがあるようです。
あと、軽量化って書いてある通りで、本当に軽かったです。
フライパンと取っ手の部分のつなぎ目が、従来のフライパンよりも長くなっています。
ガス火で使うと、どうしても取っ手が焦げ付いちゃう!という方にもおススメ。我が家の鍋も何個か、焦げています。
フライパンなど、お鍋のことをこだわっているからこその細かい心遣いだなと思い、好感が持てました。
深さは約7㎝、こんな感じです。
フライパンの裏面。UMICのロゴと、MADE IN JAPANの文字。
取っ手部分にも、UMICのロゴ。なんだかこのロゴ見ていると、いい感じに見えてきます。
アイテムを使い始めた日 2014年 10月
アイテムを使わなくなった日 2015年 10月
フライパン UMIC スキャンパン グリーンパン スイスダイアモンド UMICのキッチン用品 キッチン用品の購入
- ブランド:
- UMIC
- 品名:
- RYO-GA 28㎝ →
- 品番:
- ウルシヤマ金属工業 リョーガ フライパン 28cm 25336
- 重量:
- 800g
- 価格:
- 5000円
- 関連サイト:
- http://www.umic-all.com/