大工さんに手伝ってもらいながら、完成したDIYで作ったキッチン。
シンク、レンジフード、水栓はIKEAのものを使いました。設計と施工の様子は、前回の記事で書いたので、最後に完成したキッチンについて書きます。
キッチンの本体は、ホームセンターで購入した構造用合板です。
構造用合板は、時間が経つと黄変してくるのと壁の色と一体化させたかったので、オスモカラーで木目を残しつつ白っぽく塗装しました。
キッチン本体は、24mm厚と12mm厚の板を組み合わせて作っています。縦方向の板は12mm厚を3枚重ねていて、一番内側の板は、天板の24mm厚+ステンレス板の厚さ分、低くして上の面が平らになるようにしています。
ステンレスの天板は、インターネットでサイズオーダーして購入。
レンジフードは、IKEAのVINDSUG(ヴィンドスーグ)。箱型のとてもシンプルなデザイン。
サイズもコンパクトで壁の色と一体化していて圧迫感がありません。
レンジフードのスイッチ。照明付きじゃないので、作りもかなりシンプル。
換気ダクトを隠していた壁は外して、ダクトは壁と同じ色で塗装。
シンクはIKEAのNORRSJÖN (ノッルショーン)。IKEAのシンクの中でも一番シンプルなものを選びました。
給水管と排水管は露出させていますが、ある程度、空間になじませるため、一部を除いて、壁と同じ塗料で白く塗装。
配管を露出させた理由は、見た目と、水の流れを音で感じられる面白さがあるから。
水栓は、もともとアルネ・ヤコブセンがデザインしたものがよいなと思っていたましたが、デザインと使い勝手でIKEAのBOSJÖN (ボーショーン)を選びました。先端のレバー一つで操作する水栓なので、横向きに設置しても違和感なく使えます。
コンロはリンナイのRD321STS(52-8758)。ワークスペースを少しでも広く取りたかったので、小さなドロップインコンロを選択。
小さなコンロなので、コンロの奥、壁の手前にもスペースがあります。
天井と壁の照明は、笠松電気から購入。機能を優先させた工業的なデザインが気に入っています。
スイッチとプレートは黒と白で統一。でもその組み合わせ方は、それぞれの場所で変えてあります。
天井の照明は、黒のプレートに白のスイッチ。
壁付けの照明のスイッチは、白のプレートに黒のスイッチとコンセント。
シンク横のブラケット照明は、フランス人デザイナー、シャルロット・ペリアンの作品。ヤマギワで購入。納品には約3ヶ月半かかりました。ここはプレート、スイッチ、照明の色をすべて黒にしました。
黒い板の部分が動いて、光の当たり方を変更できます。
キッチンのDIYには、振り返ると驚くほど工程が多く、時間もかかりました。
(1)水栓などの設備の購入→(2)構造用合板の購入と搬入→(3)水道さんが仮配管→(4)大工さんと組み立て→(5)塗装→(6)大工さんと設置→(7)水道さんが配管→(8)ステンレスをフッ素でコーティング
DIYでやることで、作りながら修正することができ、より自分のイメージに近いキッチンを完成することができました。
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