以前から気になっていた、カンガルーポケット(ディスキディア)を購入しました。
お店の方に、育て方のポイントを聞いたので、忘れないように記事にしておきます。
この度購入したカンガルーポケット(右)。
コウモリラン(左)の右側を指定席にしました。
ツル性の多年草。着生植物というところは、コウモリランと一緒です。貯水嚢(ちょすいのう)という袋があって、水や養分をそこから吸収することができるそうです。(この辺りはネットで調べました。)ますますコウモリランに似ている…。
私が購入したのは、貝殻の中に植えられたもの。
手前の一際大きな葉っぱが貯水嚢。ふっくらと膨らんでいます。
ツル性植物というだけあって、針金にくるくると巻き付いています。
小さなコルク?かなにかに植えられています。土はありません。
ネットでちらっと育て方について調べたのですが、よくわからなくて…。専門家に聞くのが一番だと思い、電話してみました。
「そちらでカンガルーポケットを購入したのですが…」と切り出すと、「あ、あの2階にあったやつですね?貝殻に入った…」と、どれを購入したかわかって下さったので、スムーズに話をすることができました。
育て方を聞くと返ってきた答えは、意外にも「そんなに難しくない植物ですよ」ということ。あまり馴染みがないだけに難しいのではないかと思っていたのですが、そうでもないようです。
気をつけるポイントは「水はけ」。
乾燥に強く、寒さにもそこそこ強いらしいのですが、水はけが悪いと、ダメになってしまうことが多いそうです。
土や水苔で鉢に植わっているものもありますが、水はけをよくするのが難しいので、根腐れしてしまうパターンが多いのだそう。
その点、この貝殻に植わっているやつは、根が植わっている部分はほんの少しですし、貝殻にも穴が開いていたり(ワイヤーを通すため)、水はけと風通しについては心配なさそうです。
乾燥に強いので、水遣りは頻繁にやらなくても大丈夫とのこと。お店でも2~3日に1回水を掛ける程度だそうです。私は、ついつい何にでも水をやり過ぎてしまう性分なので、気を付けないと…。
他にも色々聞きましたが(最後に箇条書きでまとめました。)、一番大切なのは【毎日観察すること】だそうです。自分の水遣りのタイミングがあっているか、日照時間は足りているか、寒すぎたりはしないか…毎日観察するとわかってきますよ、と。
愛情が必要なんですね…。しみじみ。
風通しのことを考えると、吊るすのがおすすめと聞いたので、カーテンレールのランナーにフックを通して、そこにカンガルーポケットを吊るすことにしました。(我が家はカーテンをほとんど使っていません。)
新しい我が家の一員。元気に育っていって欲しいです!
☆以下まとめ☆
●乾燥に強く、室内で越冬可能。5度くらいまでなら大丈夫。
●暗いところよりも明るいところを好む。
●春~秋は風通しのよいところに。冬場もあまり空気が淀むところには置かないように。
●風通しを考えると吊るすのがおすすめ。
●とにかく水はけがポイント。常に湿っていると枯れてしまう。今回のものは土に植えられている訳ではないのであまり心配しなくても大丈夫でしょう。
●成長が早いものではないので、当分は植え替えずこのままでOK。
●お店にいたときは、2~3日に一度水をかける程度の管理だった。
●5月~10月(気温が20度を超えている期間)は水をはったバケツに5分くらいつけるのもあり。それだと1週間に1回でもいいかも。
●冬場も水やりOK。(乾くことが前提)
●水やりはなるべく午前中に。夜には水分が飛んでいるのが望ましい。
●バケツにつける方法でなければ、根っこの部分だけでなく、全体的に水を与える。
●とにかく毎日観察すること。