キッチンのカウンターには、桂の無垢板を採用した。ざいもく屋さんで一目見て気に入った材で、形状、木目、色合い、サイズいずれも文句無し。カウンターとして使用するため、キッチン側は直線に切断し、加工後のサイズは、奥行きが最大で500mm、長さは2090mm、厚さは38mm程度となった。
設置高さは、キッチンの流し周辺の目隠しも兼ねて、カウンターをキッチン側より150mm高くし、床から(カウンター天端まで)は1050mmの高さとした。
ざいもく屋で無垢板を見ながら設計者・施工者と話していた中では、キッチン側面の腰壁にも杉の一枚板(幅800mm、高さ1000mm程度)を張る予定だったが、あまり無垢板を使い過ぎると野暮ったくなってしまうとの意見を尊重し、不採用とした。結果、珪藻土塗りの腰壁としたのだが、すっきりしていい感じに収まった。
桂の無垢板もざいもく屋さんで調達した。
立派なサイズで、曲がり具合や木目も一目見て気に入ったので、
キッチンのカウンターに採用することにした。
2010年8月31日、現場に搬入され、設置された桂のカウンター。
こうしてみても、やっぱり立派。
キッチン側面への使用が不採用となった杉板。
これはこれで、サイズ、木目ともに立派な板ではある。