仕事の都合で会社に泊まる日がかなりあります。
所在地はかなりの山の中。
海抜は130メートルほどやけど盆地なので冷え込みます。 神戸市内との寒暖差はだいたい5℃ほど低いです。
冬になると朝晩の冷え込みは簡単に氷点下を超えます。
下手したら小樽より寒いときも…
築年数もそれなりなのでサッシは1枚ガラス。
ペアガラスに慣れると1枚ガラスはこんなに寒かったのかと…
そこで社長に許可を貰い二重窓にすることに。
二重窓キットがあるそうなので検索。
あれ? 意外とお高い?
ポリカ別売り? 書いてるサイズは窓枠? 窓1枚? よく判らん?
しかも原状回復しやすいようなキットなので耐久性にも疑問点が。
それならば「ポリカボード」「ハモニカボード」と呼ばれてるボードにレールになりそうなのを探してDIYしたら安くすむのでは?
さっそくホームセンターに。
あら?
ポリカボードもけっこう高い!
1800mm×900mm×4mmで2000円!
窓のサイズが1150mm×850mmなので、どっちにしろ4枚購入。
透明と曇りがあるけど、外からの視線を考えて曇りガラス風を選択。
ポリカボードのレールになりそうなのも見つかりました。
「深口カブセ」
室内の電線を隠すのか? よく判りません。
1本およそ800円。
8本買います。
最初は下側の窓枠に沿って部屋側からレールを両面テープで仮止め。
その後外側にレールを仮止め。
同じように上側のレールを仮止め。
ガラス窓代わりのポリカボードを窓枠の大きさに合わしてカッターナイフで切れ込みを入れて…
1度では無理なので何度も切れ込みを…
切れ込みを…
アカン! やっとれん!
とりあえず端のとこでノコギリで試し切り。
お! へんに割れずに切れます。
やれやれ、これでスピードアップ。
切ったポリカをはめ込んで、スムーズに開閉するか確認。
スムーズなので仮止めしたレールを何カ所かビス止め。(社長の許可もらいました)
さらに引き戸の開閉を滑りやすくするテープを細く切って下側レールの中に貼っていきます。
取っ手も付けます。
会社の部屋なのでイケてないけど値段重視で。
カーテンで隠れるし…
透け具合はこんな感じです。
効果は…
明け方の布団の上から、のしかかってくる冷気は感じ無くなりました。
冷暖房の効果も確実に良くなりました。
残念ながら結露は無くならず…、気持ちましになったかな?くらいです。
体感的には1枚ガラスのサッシがペアガラスのサッシになったくらいです。
数日後に温度計で確認してみました。
外気温 マイナス5℃…
外窓と内窓の間 マイナス4℃
室温 プラス 0.5℃…
おお! ちゃんと効果あるやん!
明け方の寒さで目が覚めることはなくなりました。
夏場の冷房も涼しくなるのが早くなり、設定温度も高くなりました。
金額は1150mm×850mmの窓4枚分、ざっくり15000円くらいでした。
二重窓キットよりかは安くなったのか?
見た目を考えたらポリカの窓枠を木でDIYしたり、二重窓キットを買うか、ちゃんとしたサッシメーカーの二重窓工事になると思います。その分お値段も上がって行きますが。
まあ今のところは満足しています。
↓ 次はアパート仮住まい編
出張中に借りてるアパートは二重窓までは難しいし、半年から1年ほどしか借りないので簡単な防寒対策だけに。
見た目はもう…
どうせカーテンするし!と割り切ります。
一冬だけの仮住まいやし!
段ボールと養生テープで第一弾。
段ボールはスーパーでもらってきます。
さらに養生プラ段を切って、置いて、養生テープで止めて。
養生プラ段はホームセンターで200円もしないくらいです。
これだけでも掃き出し窓のガラス面からの冷気はかなり緩和されます。
賃貸は原則「石油ストーブ」「ガスストーブ」禁止なので、できるだけ安く、簡単に防寒対策考えてこうなりました。