hyfactoryさんのリビングについてのレポートです。
軽量鉄骨造平屋建てのhyfactoryさん宅。日本の伝統的な軸組在来工法と違い、軽量鉄骨造は柱の本数が少なくてすむ工法。合わせて平屋のため、上階からの加重がなく、柱や壁のない広い空間を作ることができます。
それを生かして、hyfactoryさんは4DKの間取りを、ゆったりとした1LDKにリノベーション。広さ約26帖のLDKを実現しています。
Before図面(リビング)
元は和室2間でした。廊下があり、やや細かく区切られたプラン。
After図面(リビング)
水周り部分を残して、ほぼ全てを取っ払い、開放的な空間に。玄関を入るとすぐにリビングがあり、LDKを見通すことができます。
リノベーション前のリビング
和室が3室並んだプランで、その内、2部屋は続き間になっていました。
施工中の様子
周囲の壁を撤去。天井も断熱材も取り去っています。ゆったりと開放的なスペースが出現しました。
右側の壁で囲まれているのはサニタリースペース。それ以外は壁はありません。
一般的なリフォームの施工中の様子に見えますが、実は施工済みのフローリングに養生をせず、そのままその上で工事を進めています。フローリングの上を大工さんが土足で歩き回り、材料や機材もそこら中に置いています。これは、hyfactoryさんがお願いしたことなのだとか。
「本当は古材の足場板を使いたかったんですが、結構高くて。足場板の代わりに新しい杉板を張ってもらって、エイジングの為に、その上で工事してもらいました」とhyfactoryさん。
南面(向かって左側)には掃出し窓と欄間窓が2つずつ。どの場所にも光が届きます。
まだ壁や床の塗装が終わっていませんが、施工業者によるリノベーション工事はここまで。
ここからはhyfactoryさんが自ら手を入れて、住まいを完成させる予定だそうです。
軽量鉄骨造の平屋という構造をうまく、生かしたリノベーション。天井は鉄骨がむき出しで、工場や体育館の天井を連想させるインダストリアル・テイスト。これからどんな風に変化していくのか、楽しみになる住まいです。
インダストリアル 倉庫 足場板 軽量鉄骨造 リビングのリフォーム
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...