外構計画の中で、道路から玄関までのアプローチには、枕木を使うことにした。
そこで、門柱選びに続き、枕木を見に大型ホームセンターに行った。
中古でも新品でも長さ2,100mmで大体5,000円前後。
ネットでは安いところで3,000円台というのもある。
使うなら中古のものがいいかなと思っていたが、
国産のものはクレオソート等の防腐防虫のための薬剤使用が気になる。
どうも中古で出回っているものの中にはオーストラリアで使われていたユーカリ材の枕木があり、
ユーカリ類は耐水性・防虫性に優れているようで、国産材使用の場合のクレオソート等の薬品を使用していないとのこと。
なので、枕木はユーカリ材の中古枕木に取り敢えず決定した。しかし…
枕木に続いて、次の使用材料である「石」を選びに龍安寺近くの石屋さんを訪れたのだが、
石を選んでいる最中に石屋の御主人が出てきてくれて、
アプローチのプラン等を聞いてもらっていると…
枕木はお勧めしないと一刀両断。
自店でも枕木は販売しているにもかかわらず、
耐久性・シロアリの害・薬剤使用等の理由できっぱりとお勧めしませんと言われた。
ということもあって、
枕木を敷くというプランをあっさり石畳にするプランに変更することにした。
元々個人的には石畳にしたかったので、結果オーライ。
外構設計については、再度石畳でレイアウトし直してもらうことにした。
900×450、600×300、□300の3種類の敷石を
上手く組み合わせてアプローチを形成するという方向で、どうなるか。
今回の外構工事で石を使うのは、道路〜門柱間のアプローチ部分の敷石、
門柱〜玄関までの敷石と縁石となる五郎太石、門柱の礎石を予定している。
敷石は、1,000mm×450mmと1,000mm×300mmぐらいのものを考えている。
あまり石のことは知らなかったのだが、
石の中に含まれる鉄分の多寡により年月を経た後のサビによる色の変化が異なるとのこと。
また、商品の中には石の上に針金を載せてわざとサビ色を出しているものもあったが、
夫婦揃って赤味の強いサビ色は好みではなく、黒っぽくなる方が好みであったので、
形状・サイズ・色などを勘案して一応購入する石を決めた。
だが、これが現場でどんな印象になるのかは想像が難しく、施工後の楽しみだ。