杉丸太の門柱

道路から我が家への入り口には、門柱を建てることにした。
土居郭中で見た門をイメージしているので、材質は木で、
門扉や屋根は付けず、門柱の脇には板塀を設置する計画だ。
そこで、先ずは、門柱の材料を選ぶために、家の新築時にも色々とお世話になったざいもく屋さんを訪れた。

これが候補に挙がった杉の丸太。
屋内に使用する節のない綺麗な杉の丸太（磨き丸太など）と比べると、
節がゴツゴツしておりかなり粗野な感じがするが、
屋外で使用するにはこれぐらいの存在感があった方がいいだろうし、
何より、我が家の環境には良く合うのではないかと思う。
実際にはこの写真のものよりももう少し節の太いモノを選定したのだが、
生垣や板塀との組み合わせも含め、完成した時に我が家の周囲の環境にどれぐらいマッチするか、楽しみだ。
また、木なので、年月を経ることによって出てくるアジ、風合いにも期待している。

家の竣工から1年7ヶ月余り…門柱の材料が決まったところで、いよいよ現場にて外構工事が始まる。
現場施工は、門柱を現場に搬入し、設置位置を確認することから始まった。

生垣や板塀、敷石などが配置された状況を頭の中でイメージしながら、
道路や玄関との位置関係を踏まえて、門の位置を決めていく。
図面上ではこの位置にしたい、と思っていても、実際現場で実物を配置してみると、やはりイメージが違い、
大工さんに門柱を少しずつ動かしてもらいながら、最適な位置を決めていくこととなった。

門柱に用いる杉丸太は、直径約160mmで、長さを約2150mmにカットする（写真のテープを貼った位置）。
なかなか存在感のある門柱ができそうだ。