巣枠を組み立て終えると、次は、耐久性を上げるため巣枠の外面をトーチで炙って仕上げる。
建物の外壁に昔から使用されている焼杉と同じ原理で、着火しにくく、風雨などに対する耐久性も向上する。
巣枠外側の4周を、表面が少し炭化する程度に炙っていく。
使用するトーチは、バーナーをガスボンベに取り付けて使用する。
私が購入したのは、新富士バーナーのRZ-730という商品。
我が家では今のところ、巣箱の耐久性を上げるためにしか使用していないが、
その他にも、料理やスイーツ作り、バーベキュー等の着火などにも使用できるそうだ。
バーナーをガスボンベにセットするとこのようになる。
この商品は、逆さ向けでも使用可能とのこと。
背部にあるハンドル(ON・OFFの表示がある丸い部分)を回してガスを出し、ハンドル上部の赤い点火ボタンを押すと着火する。
ハンドル部分でガスの量を調整できるとともに、空気調整レバー(2枚目及び3枚目の写真の「Shinfuji Burner」の上にある黒い部分)で空気量も調整可能となっている。
少しずつ黒くなり、表情が変わっていく。
焼杉ほど本格的には炭化させないが、これはこれでなかなか味のある見た目になる。