子ども部屋につけたアイアン製の十字窓

H&Iさんの子ども部屋に設置した室内窓についてのレポートです。

オーダ―で製作した窓は、縦1m×横1mの大きな十字窓。子ども部屋とリビングの間の壁に設置しています。
田の字型の窓枠は、子ども部屋を小さな家のように見せています。

玄関からリビングに入り、まず見えるのが子ども部屋に設置した十字窓。この場所に合わせてオーダーしたものです。
縦1m×横1mの窓は、黒皮鉄と型ガラスでつくられています。

写真手前の空間は、リビングの中でもちょっと奥まった位置。そのため光が入りにくいのですが、この十字窓があることで洋室から光が入ってきます。

田の字型の枠で4つに分けられた窓のうち、上の2つはFIX窓、下の2つは突き出し窓です。

このように、子ども部屋からリビングダイニングに向かって開きます。開けた窓は、窓枠に付いているあおり止め（ストッパー金具）で固定する仕組みです。

窓を子ども部屋から見たところ。光と風に加えて気配も伝わります。

木枠では強度的に難しい繊細なフレームは、アイアン製だからこそ実現しています。

窓と扉の高さを合わせて設置。

この距離から十字窓と扉を眺めると、まるで部屋の中にもう一つ小さな家があるようにも見えてきます。

子ども部屋＝子どもの為の小さな家。洋室からこの十字窓越しにリビングをのぞくと、家の小窓から前の通りをのぞいているような感覚に。
窓が日常にちょっとした楽しさ・面白さをプラスしてくれています。