部屋の中にある小さな子どもの家

H&Iさんの子ども部屋のレポートです。

「リビングを広く取るため、個室はなるべく削りました」とH&Iさん。将来、子ども部屋になる予定の洋室は約3帖の広さです。

玄関からリビングに入るとまず目に入るのが、子ども部屋。
濃紺のドアとアイアンの十字窓が特徴です。

子ども部屋のBefore図面

元は洋室約7.6帖に一間のクロゼットがありました。

子ども部屋のAfter図面

それをギュッとコンパクトに。洋室は半分以下の広さに変更。クロゼットはウォークインクロゼットに集約しています。

約3帖の子ども部屋

「さすがに3帖は狭いのでは…」と思ったそうですが、H&Iさんの奥様が幼少期に過ごしていた部屋が約3帖の広さだったとか。

「3帖で十分だろう」と奥様の実体験から広さを決定したそうです。

コンパクトなスペースではありますが、掃出窓＋バルコニー付きで、採光は十分。

約3帖という広さが、適度なこもり感を生み出し、ずっとここに居たくなりそうです。

掃出窓から入ってきた光と風は、この十字窓からリビングへ。子どもの気配も感じることができます。

扉と十字窓が並んでいる様子は、まるで部屋の中に小さな家、小屋があるようです。
その子供の為の小さな小屋に、明りが灯ると、ドアを開けて訪ねてみたくなります。