かっちんさんのシステムキッチンのレポートです。
かっちんさんがひとつひとつのパーツを丁寧に選び、サイズも細かく指定したオーダーキッチン。構造を壁に持たせる事で、天板と方立の2枚しか見えない超シンプルで、ミニマムなキッチンに仕上がっています。
構造用合板を使い、天板はステンレス。引き出しや吊戸棚はなく、全てがオープンになっています。
コンロはDELICIA GRiLLER(デリシアグリレ)です。
リンナイから発売されているビルトインガスコンロで、GRiLLERは家庭用最大級の火力(一般的な規格の都市ガスで約4,510kcal/h)が評判のモデル。自動温度調整やオート調理など便利な機能も充実しています。
フラットなメタル天板で、サッと拭くだけで汚れが落ちるところも決め手のひとつとのこと。かっちんさんの場合は、施主支給することでお得に取付けることが出来ました。
すっきりとしたシンプルなアンダーシンクはオーダーで。茨城県に本社を置く、トヨウラに加工を依頼しています。
ポイントはシャープなラインとシンク内の右奥のスペース。ここは洗剤を置く場所。こぼれた洗剤は水をかけるだけですっきり。ステンレスの天板が汚れることもありません。
水切りカゴやゴミ箱、ストッカーなど、置きたいものが既に決まっていたというかっちんさん。
そのため、各アイテムの寸法に合わせて、キッチンの形、サイズを細かく決めています。
また、キッチン前と両サイドにはアイカのキッチンパネル、セラール(FKJ6117ZYD24)をセレクト。本来はモルタル仕上げにしたかったそうですが、割れたり、汚れたりというリスクを考えて、一番見た目が近いと思ったものを施工しています。
シンク上部に設置しているのは、構造用合板の固定棚。リビング入口扉の色に合わせてオスモカラーで塗装しています。
棚の下段にはステンレスのバーが設置されており、引っ掛ける収納も可能に。
IKEAのナイフラックも棚とラインを揃えて。扉がない分、さっと取り出せて、さっと戻せる便利さがあります。
各寸法は以下の通り。
(固定棚の位置は最終変更しています。)
キッチンの天板は、両側、奥の3面を壁に挟むようにして固定。見える構造は中央右寄りにある方立が1枚だけ。これ以上ないシンプルで、ミニマムな造りを実現しています。使いやすさと美しさが両立し、毎日の料理もより楽しくなりそうです。
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- リフォーム リノベーション
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