オープンキッチンの両脇に壁を立てて目隠しに

かっちんさんのキッチンスペースのレポートです。

元は和室だった部屋をキッチンにリノベーション。キッチンの両脇を目隠し効果もある厚みのある壁で囲み、ショールームの一角のようなキッチンスペースを実現しています。

リノベーション後のキッチンスペース。向かって左がリビング・ダイニング。キッチンの袖壁を手前に張り出すことで、壁が目隠しとなり、リビング・ダイニング側からはキッチンが見えにくくなっています。

Before図面（キッチンスペース）

元は向かって左側にあったキッチンスペース。

After図面（キッチンスペース）

そのまま右側に移動させ、元のダイニングキッチンはリビングに。区切りを無くし、一つのスペースにしています。

リノベーション前のキッチンスペース（和室）

ダイニングキッチンに隣接した和室でした。ちょうど左側、板間の部分にキッチンがきます。

施工中のキッチンスペース

キッチンの両サイドに壁を立ち上げています。

構造用合板でキッチンを造作中

キッチンパネルはアイカ工業の不燃化粧板、セラール(FKJ6117ZYD24)。表面がヘアライン加工されており、マットな質感です。

リノベーション後のキッチンスペース

リビング、ダイニングの床は無垢材フローリング（オーク）ですが、キッチンスペースはモルタル仕上げにしたかったというかっちんさん。水回りであることを考慮し、撥水材で仕上げました。
写真右側は冷蔵庫を置くスペース。そちらも、モルタル仕上げです。

リビングとの間に壁を立てたこと、また、床と壁の素材をリビング・ダイニングとは異なるものにしたことで、オープンキッチンながら、両脇の壁が目隠しの役割を果たし、コの字型の空間に収まった独立感のあるキッチンスペースになりました。