和室を家族と繋がる洋室へ

Cyomoさんの洋室のレポートです。

この洋室は元々は和室。Cyomoさんはダイニングキッチンと隣接するこの部屋を、家族と繋がる洋室へと変更しています。

リノベーション後の洋室

Before図面

元は6帖の和室。ダイニングキッチンとは続き間になっており、引き戸で仕切られていました。

洋室のAfter図面

広さは変更せず、和室を洋室へとリノベーション。それに合わせて押入れだった収納もクロゼットに変更しています。
和室の入口、引き戸があったところには大きな室内窓を設置しています。これはCyomoさんが「どうしてもつけたい！」と思っていたものだったとか。

リノベーション前の様子

写真左がダイニングキッチン。和室と続き間になっていました。

施工途中の写真（和室から洋室へ）

畳を外しています。畳の高さ分、床が低くなっているので床組みをし、高さを調整しています。

真壁（柱が露出している壁）のままだと和室感が抜けないので、ここも高さを調整し、ボードを上張りします。

壁が厚くなったことに合わせて、窓に新しい額縁を造作。

新しい額縁も完成し、4面、全ての壁をボードで覆っています。窓の左にあるのはクロゼットです。天井近くまでスペースを確保しています。

ダイニングに続く、引き戸だった部分には大きな室内窓の枠が作られています。

クロスを張る前に窓枠を塗装。鮮やかなブルーです。

リノベーション後の洋室

床材はコルク。（神戸コルクのKCR-605）
子どもが遊んでいるときも寒くないようにと考えて、コルクを床材に選んだCyomoさん。「でも、いかにも【コルク】という色にはしたくなかった」とのことで、カラーは「クリーム」をセレクト。クロス、巾木も白で統一したことで、ブルーの室内窓が一層鮮やかに引き立ちます。

この窓からダイニングキッチンの様子がはっきりと伺え、親も子どもも安心。上の2枚は押上窓のため、音も伝わります。続き間だった和室から、個室ながらお互いの気配を感じることができる洋室へと変化しています。