非日常を味わえるレインシャワー

UKKYさんの浴室にあるレインシャワーのレポートです。TOTOのシャワーバー「TMGG95EC」。海外にいる気分を味わえるそうです。

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狭い、割高になる…という理由で、浴槽をなくし、シャワーだけを設置したUKKYさんの浴室。

シャワーだけを設置するなら、海外のアパートメントのような雰囲気にしたいということでレインシャワーをセレクト。

「当初はキッチンや洗面ボウルと同じ、サンワカンパニーで…と思っていたのですが、レインシャワーは『シャワーブース』での取り扱いしかなくて…。LIXILには、『シャワーパネル』というレインシャワーだけでなくボディシャワー、フットシャワーなどがついた商品があるのですが、多機能なだけに高価でした。それ以外は検討できるものが見つからず...。レインシャワーといえば外国のホテルなどではよく見かけますが、日本にはまだまだ馴染みのないもののようです」とUKKYさん。

GROHEなどの海外製品も見てみたそうですが、海外製品の多くは、ヘッド部分だけが外に出ていて配管部分が埋込み式であること（工事費がプラスで掛かってしまう）や、カランがついていないものが多いこと、水圧によっては上手く利用できない場合がある、冬場も快適に使うには20号以上の給湯器が必要…など、様々な理由でNG。

このTOTOのシャワーバーは、埋込み式ではないので設置も簡単。国産なので水圧も問題なし。ハンドシャワーとカランもセットになっている、と条件にぴったり。

※ちなみに、GROHEのレインシャワー160mmの推奨動作水圧は0.2Mpa～、TOTOのシャワーバー（TMGG95EC）は0.1Mpa～だそうです。

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「知り合いに同じものを使っている人がいたので、意見を聞いて決めた」という設置場所は、メーカーの設定している参考寸法（1970mm）よりも少し高めに。床から2030mmの位置に取り付けています。

「感覚の問題だとは思うのですが、勢いが強いと聞いたので。シャワーではなくて、レインシャワーを楽しみたかったので、少し距離をとって勢いを弱めることにしました。レインシャワーが好きな人や、外国のレインシャワーに慣れている人には、勢いが強く感じるようです」（UKKYさん）

使ってみての感想は、「満足しています。海外にいる気分で、非日常を味わえますよ。真上から広い範囲で温水が降ってくるので、通常のシャワーより体が温まりやすい気がしますね」とのこと。

唯一の不満は、「シャワーの出始めの水を避けながら蛇口をひねるのが難しいこと」だそう。
※シャワーの蛇口は通常のシャワーと同様にカラン部分についています。

ただその不満も解決法が見つかったとか。

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UKKYさん曰く、「我が家は浴室の入り口付近に止水栓が露出しているのですが、ここを一度閉めてから、シャワーの蛇口をひねり、その後止水栓を開放すると冷たい水を浴びずに済みます。うちにしか使えないかもしれませんが…。もちろん、シャワーヘッド部分が自由に動かせるので、動かせばいいのですが高く設置したことで動かしにくくなってしまって。こっちの方が楽です（笑）」とのこと。

上記のように止水栓が露出している特別なケースを除いて、UKKYさんの方法は使えません。
通常は、蛇口をひねる場所に水がかからないようにシャワーバーをやや離して設置するか、シャワーヘッド部分をその都度、回して違う方向に向けるなどの工夫が必要となります。

レインシャワーは、日本で広く使われているアイテムでは無いため、設置や使い方には多少の注意が必要ですが、毎日のシャワータイムが楽しくなる素敵なアイテムです。