リビングを重視するプランが多い中、arakazさんの住まいの中心は断然、ダイニング。
そこには、arakazさんの家族についての考えが反映されています。
arakazさんが子供の頃、自分の部屋にはほとんどいなかったそうです。
自分の部屋は荷物を置いて、あとは寝るだけ。ごはんを食べるとき、TVを見る時はもちろん、
宿題をするにも、遊ぶにはすべて、家族がいるLDKで。
だから、自分が家族をもって生活する空間を考えたときも、「個室よりも家族が皆で過ごす空間を充実させたい」と思ったそうです。
LDKのさらに中心にあるのがこのダイニング。
家族皆でLDKで過ごしたいというarakazさんの希望にも合う、コミュニケーションのとりやすい円形のテーブルを設置しています。
丸いダイニングテーブルは、artekのもの。
直径1250mmは6人掛けにも対応できる大きさです。
自宅を購入することになってから探していたというダイニングテーブル。
偶然オークションでこのテーブルを見つけ、購入したそうです。
「椅子を元々持っていたので、それに合わせて欲しいとずっと思っていたんですけど、とても高価だったんです。でもオークションで入手したので、3分の1くらいの値段で手に入りました。お買い得でした」(arakazさん)
「届いたときに思ったより大きくてびっくりした」そうですが、幅約2600~2700mmのダイニングにうまく収まっています。
6人が実際に座り、椅子を引くために必要なスペースは2.7m四方。
椅子の後ろを通るスペースも確保しようと思うと、3.2m四方のスペースが必要ですが、arakazさんは3人家族。
特に問題なく過ごしているそうです。
「アルテックは、アルテックの本店に行ってからかっこいいなと思うようになりましたね」(arakazさん)
新婚旅行でフィンランドを訪れてから、知れば知るほど北欧が好きになったというarakazさん夫婦。
ダイニングのペンダントライトも北欧デザイン。Fog&morupのものです。
「ダイニングテーブルの照明は、メインの照明を探しているときにたまたま見つけて、テーブルとすごく相性がいいと思いましたね。黒のマット感とダイニングテーブルのリノリウムの雰囲気がすごくマッチしていて。この照明は市場に全然出てこないんですよね、今から探そうと思っても。そのときも偶然ビンテージ家具屋さんが持っていて。安いものではなかったので、嫁さんへのプレゼンテーションが非常に大変でした(苦笑)」
テーブルからの高さは約70cm。
「ペンダントライトは低いところにあるのがいいじゃないですか。テーブルが広くて、ライトが絶対に頭に当たらないのがいいですね。それはたまたまなんですけど、すごくしっくり来ました。コードが長いので、コードリールで調整しています」
ダイニングは住まいの中央に位置しており、そこに置かれた丸いダイニングテーブルは、ここが中心だと言わんばかりの存在感。
やはり奥様は普段多くの時間をこのダイニングで過ごすそうです。
「子どもが動き回っているので…」と奥様。
丸いテーブルは、小さな子どもが歩き回っていても、角に頭をぶつけたりする心配がありません。
我が子が今どこで何をしているのか、見渡せる位置にあるのもダイニングが中心になる理由。
ダイニングに自然と皆が集まって楽しいおしゃべりが始まる…。
そんな日常が垣間見えます。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
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