今の自宅に住み始めて約8年。
なかなかきれいに掃除することができず、半ばあきらめていた浴室の鏡…。
しかも我が家の浴室の鏡は、大きくて縦50cm×横157cm。
3年ほど前に、【ゾウ消しゴム 鏡用 [ピカッと光るゾウ消しゴム]】を使って、汚れを落としたことがあるのですが約5cmの消しゴムで全体を掃除するのは相当に時間も体力も必要でした。
しかもうろこのような水垢は、完全にはきれいにならず…。
そこからも、「水垢はアルカリ性だから酸性が効く」と聞けばクエン酸を使ってみたり、「いやいや石鹸カスは酸性の汚れよ!」と聞けば重曹を使ったりもしましたが、年季の入った我が家の汚れは「多少落ちたかな?」くらいで、すっきりせず。
お風呂用洗剤は、気休めにもならない感じ。
その後、気になる洗剤は見かけたものの「どうなの?どうせとれないんじゃないの?」と疑心暗鬼になり、購入に踏み切れませんでした。(「茂木和哉」という名の洗剤です。使った方がいたら効果を教えていただきたい!!)
そうして見て見ぬふりをしてきましたが、家の近所のホームセンターで気になる商品を見つけ、これならもしや…と購入を決意。
万が一、うろこが落ちなかったときのことを考えて、ホームセンターのプロコーナーでヤスリを物色。
紙ヤスリよりもソフトそうなスポンジタイプのヤスリを3種類ゲットしました。
一番左が大本命、3M・スコッチブライトの「キズつけない!!すごい鏡磨き」!(購入価格:税抜き699円)
名前からして期待できそう。
中央のオレンジと黄色のナイロン不織布は、三共理化学の「ミガキロンZ」。(購入価格:どちらも税抜き199円)
このシリーズは紙やすりのように、たくさんの種類があってどれにしようか悩んだのですが、樹脂ビーズと無砥粒を選びました。
手触りは、台所スポンジの硬い方に似ています。もう一段荒い、極細目はざらざら感があって効果は期待できそうでしたが、傷がつくかもと思いやめました。
商品説明の右下あたりに、使用例が書いてあるのですが、浴室鏡は黄色の無砥粒に載っていました。
そして一番右は、またもや3Mのスポンジ研磨材。
最も細かい「マイクロファイン」を選びました。紙やすりでいうと#1200~#1500とのこと。(購入価格:税抜き179円)
これらでいざ、浴室の鏡汚れに立ち向かいます。
お目汚しですみません。これは鏡なのか?と疑われてもおかしくない…。
まずは、期待大!「すごい鏡磨き」を開封。
青い部分は持ち手。ツルツルした白色のシートは剥がしてはいけないらしい。
確かに、研磨シートと思わずに剥がしてしまいそうなツルツル、つやつやのシート。
手で触ってもざらざら感はほとんどありません。
一応裏側で使用方法を確認。
では早速鏡を濡らしてやってみます。
これが…
こうなります!!
すごい!すごいぞ、「すごい鏡磨き」!
青い部分がしっかりしているので、力が入りやすく、あっという間にピカピカに…!
キズもなくて、私、感動しました…。
次に、プロ仕様のヤスリ、3Mの「スポンジ研磨材・マイクロファイン」を夫が使用。
うーん、きれいにはなっているけど、まだうろこが残っている気が…。
「あまり落ちなかった?」と聞いてみたところ、
「これはもう、ごく軽く、ささささ~とやっただけ」との答えが返ってきました。
「本気で磨いてください」とお願いした結果がこちら。
なんと美しい~~!(鏡だけ)
「すごい鏡磨き」とタイマン張るレベルです。キズもついていない様子。
さて次は、「ミガキロンZ・樹脂ビーズ」。
優しい肌触りだけに、効果はあまりないかもしれませんが、樹脂ビーズの実力やいかに…。
我が家のうろこの前に惨敗…。
「ミガキロンZ・樹脂ビーズ」、君が悪いわけではないよ。ただ、うちのうろこ(汚れ)が強かった。
ということは、一番優しいアイツ、「ミガキロンZ・無砥粒」は…。
残念な結果に。
一応、お風呂用洗剤を吹きかけて、がっしがっしやりましたが、ダメでした。
全く歯が立たず。
ただ、オレンジ、黄色のミガキロンZは、シャワーのステンレス部分を磨くのには力を発揮しました!
これは気持ちがいいですなぁ。
鏡の掃除についても、うろこ汚れがきれいになったあとの日々のお手入れは、ミガキロンZに任せてよさそう。
お風呂上りにガシガシっと鏡をこすって、水で流す。
このルーティンを導入してなんとかこの状態をキープしたい。
コストパフォーマンスは、3Mの「スポンジ研磨材・マイクロファイン」に軍配が上がりますが、「すごい鏡磨き」も白いシートは単品でも売っていて、シート2枚入りで定価は430円だそうです。(1シートで80×30cmの鏡4枚分が掃除可能だそう)
しかし、我が家の汚れがひどかったせいか、途中で「すごい鏡磨き」のパワーが弱まってきた気がしたため、最終、「すごい鏡磨き」に「スポンジ研磨材・マイクロファイン」を巻き付けて磨く手法にチェンジしました。
これもなかなかよかったです。
磨き続けること約1時間…。
ピカピカになりましたーー!
鏡は仕上げにシャワーで流しただけで、水を拭き取ったりはしていません。
表面に水が残らないから、新たな汚れもつきにくいのでは…!?と期待しています!
浴室の鏡にうろこがついて取れない!とお悩みの方はぜひ、こちらのお掃除グッズをお試し下さい!