リビングと廊下を繋ぐ扉には2つの工夫を施しています。
1つ目は、扉の両側から光が抜けるようにしたこと、もう1つは扉の高さを高くしたことです。
うちの廊下はリノベーションを実施したときに、通常のマンションよりも広くしていて、1000mmの幅があります。(一般的なマンションの廊下幅は780mmだそうです。)
扉は普通のサイズの幅680mmのものを設置し、その両側にポリカーボネート板をはめ込んでいます。
昼間や夜でもリビングの電気をつけていれば、廊下に光が差し込み、玄関の電気をつけずとも明るいです。
ガラスにしなかったのは、割れるのが心配だったから。
アクリル板という選択肢もありましたが、よく出入りするところだけに、ものをぶつけたりすることも多いだろうと思い、強度のあるポリカーボネートを採用しました。
リビングの様子が丸見えだと困るので、中空構造になっており、通常のポリカーボネートより軽い (約1/5の重さ)+断熱効果が高いというツインカーボを選択。
光はしっかり入りますが、中の様子はあまり見えず…思い描いていた通りになりました。
2つ目の工夫について。
うちのマンションは昭和54年築と古く、廊下部分の天井の高さが2300mmしかありません。
一般的なマンションの天井までの高さは2400mmなので、うちは10cmほど低いわけです。
「少しでも天井を高く見せたい!」という希望から、全ての扉を天井までの高さにしました。(特注です…)
縦のラインが強調されたことで、圧迫感は感じず、むしろ「ちょっと天井高い?」なんて言われることも。うまい具合に目の錯覚を起こしてくれています。
廊下から見たリビングの扉。両側から柔らかな光が差し込みます。
天井までの高さの扉で、縦のラインを強調。実は天井が低い、ということにあまり気づかれません。
材質はポリカーボネート。アクリル板よりお値段は張りますが、耐衝撃性に優れているのがポイント。
ツインカーボという中空構造になっているものを使っているため、リビングの中が丸見え…ということはありません。
リビング側から見るとこんな感じです。
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...