表はテレビ、裏は鏡。表裏で用途が異なる寝室のパーテーション。

リフォームで2つの洋室を1つにし、広い主寝室を手に入れたNayumiさん。
寝室の中央にパーテーションを設け、1つの部屋に2つの異なる空間をつくり出しました。

間にあった壁を撤去。2つの部屋を繋げました。
構造上、柱が2本撤去できないことがわかっていましたが、Nayumiさんはそれをパーテーションの柱として活用。

主寝室を広く確保する理由は、ご主人のトレーニングスペースを併設したかったため。
寝室の一角にトレーニングマシーンを置き、鏡を設置したいと思っていたそうです。

この柱は残し、柱の間に新しく壁を造作して、鏡張りにすることに。

空間に繋がりを持たせたかったため、壁面は天井まで完全に塞いでしまわずに、床から180cmの高さに設定しています。

天井から下がっている黒いバーは、懸垂トレーニング(チンニング)用。ガス管を梁に直接打ち込み、強度を出しています。

トレーニングスペースの裏側は、タイル模様のアクセントクロス貼り。

ベッドを置くこちらのスペースは、壁面には濃紺のアクセントクロスを施工し、天井付近には間接照明を設置。
トレーニングスペースとは全く異なる落ち着いた空間となっています。

パーテーションにはテレビを掛けられるように、下地と配線を仕込んでいます。

片方はトレーニング用の鏡、もう片方はくつろぎ時間に見るテレビ。
1つのパーテーションが、主寝室の中に全く違う2つの空間をつくりだしています。