破損していた一部の桟瓦と棟瓦を部分的に葺替えました。
まずは既存の棟瓦(冠瓦・半円形の瓦)をめくっていきます。
瓦の下には土が。この土が接着剤の役目を果たしています。
瓦が破損すると、雨風によってこの土が流れてしまい、そこから水が侵入して雨漏りが発生する可能性も。
棟瓦の下には、のし瓦という平たい瓦が載っています。
この、のし瓦も撤去。
のし瓦の下にも土が詰まっています。
土の色に注目して下さい。湿って色が変わっているのがわかります。
どんどん剥がします。
出てきた土は撤去します。刷毛なども使って丁寧に。
割れている瓦も交換します。
土を撤去したら、土の代わりに今回は漆喰を使って棟瓦を積んでいきます。
土よりも、漆喰の方が水を吸わないため、素材として優れているためです。
棟瓦が真っ直ぐになるように、ガイドを張って、それに沿うようにのし瓦を積んでいます。
のし瓦と棟瓦は銅線で固定します。ずれないようにするためです。(補修前のものは銅線で固定されていませんでした。)
破損していた瓦も交換しているのがわかります。
のし瓦と桟瓦の間にも漆喰を詰めて完了です。
今回は全ての棟瓦を交換しました。
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- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
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