バルコニーの近くに水栓を増設

写真右側、バルコニー近くの花を飾っている棚。
この棚にはあっと驚く仕掛けがあります。

テレビの右側にあるのがその台。

壁の一部となっており、近くで見ると造付けの収納のように見えます。

棚の右側にはカーテンを開けたときに邪魔にならないようにスペースを確保しています。
棚の下は収納スペースかと思いきや…

開けるとビックリ！中には水栓が！

「以前住んでいた家には、バルコニーにスロップシンクがついていたんです。網戸を洗いたいと思ったときにとっても便利だったのですが、今回はなかったんですよね。相談したら、『バルコニーには無理だけど室内には付けられますよ』ということだったので、バルコニーの際につけてもらいました」とグリーンさん。

配管はキッチンから引いています。少し壁を手前にふかし、その間に配管を通して、この位置に。そしてその周りを飾り棚のように仕上げました。

内部は、水が掛かっても大丈夫なように、キッチンパネルを施工しています。

床にも水対策。バルコニー側から60cmの部分はフローリングではなく、サンワカンパニーのタイル（ウェンジホワイト・TL71151）。うっかり水をこぼしても、慌てることはありません。

「この水栓に直接ホースを繋いで、外からざざっと網戸を洗うんです。すごく楽ですよ。ゆくゆくはバルコニーにガーデニングなんかも楽しみたいので、そのときにも役立つと思います」（グリーンさん）

そして使わないときには、その存在を感じさせない飾り棚に。
機能的で住まいに溶け込む水栓です。