生活感のないキッチン

キッチンのワークトップ上にはもちろん、キッチンの周囲にも物がほとんどなく、すっきりとしたTKSさんのキッチン。
背面にパントリーを設置したことと、収納力のあるキッチンを採用したことで、生活感のないキッチンが実現しています。

冷蔵庫や食器棚、キッチン家電は全てこの扉の向こうのパントリーに収納しています。

このキッチンには立ち位置の手前側だけでなく、反対側にも収納があります。

TKSさんは手前側には調理グッズなどを収納し、反対側にはティーカップなどの来客時に使う食器類、そしてそれ以外にもリビングで使う小物などを収納しているそうです。

反対側の収納は間口90cmの引き出しが中央に2段と、間口75cmの引き出しがその左右に2段ずつ。
キッチン周りに物がないのに加えて、ダイニングやリビングにも全く置き家具がないのは、この大容量のキッチン収納のおかげです。

セラミックの天板がお気に入りだというキッチン。

なるべく物を出しておきたくないTKSさんは、洗った後の食器は食洗機へ入れているのだとか。
「実は前の家でもそうだったのですが、食洗機はほとんど使っていなくて…。洗った食器の水切りラックと化しています。一応水切りカゴはシンクにも付属しているのですが、目に見えるところに置いておきたくないので」（TKSさん）

パントリーの中に全てを収めたことで、すっきりとした見た目のキッチンになっていますが、実際の使い勝手は…？

「以前は背面に冷蔵庫などがあるタイプのキッチンでしたが、使い勝手は全く変わりません。普段はパントリーの扉を開け放しているので、動線の間に壁が1枚あるくらいの差ですね」と不便に感じることはないそうです。

キッチンの背面にパントリーを設置することで使い勝手を損ねることなく、パントリーの扉を閉めれば、あっという間に物の無い生活感のないキッチンに。

「いつまでもこの状態を保っておきたい」、そう思えるので自然と片付けや掃除の習慣も身につきそうです。