kskさんが、廊下とリビングに使ったフローリングは、丸紅木材の「ブラウンのサーモアッシュ」。
このフローリングを選んだ決めては2つ。
イタリアの定番の配色「ブルー・ブラウン」を実現したかったこと、フローリング材に燻製処理を施していることだったそうです。
イタリアには、「アズーロ・エ・マローネ」という言葉があるそうです。
アズーロは空(青色)、マローネは栗色(茶色)。
ファッション用語ですが、ブルーとブラウンは、イタリア人男性の間では定番・伝統の組み合わせ。
「ブルーのタイルが先に決まっていたので、このブルーに合う色を…と選びました」とKSKさん。
KSKさんがこのフローリングを選んだもう1つの理由、それはサーモ処理を施しているという点。
「リフォームの担当者と話していて、サーモ処理をしたフローリングはまだ使ったことがないと言っていて。珍しいのかなと思ったんです。そしたら使ってみたくなったので」とKSKさん。
サーモ処理、とはいわゆる燻蒸処理のこと。
熱で蒸して、木材の繊維を壊し、無垢材の肌触りなどはそのままに、吸湿や乾燥による膨張や収縮、反りなどが起きにくいようにしています。燻製のようにし、色付けもおこなっています。
一般的な無垢フローリングの含水率は約10%程度。サーモ処理を行うことで、その含水率は6~7%程度に。
「また木目がはっきり出ているのもいいなと思って。小節や白太が入る、セレクトグレードという等級のものを使っているので、色に幅があります。明るい色からぐっと暗い色まで様々です。空間に動きが出て面白いなと」(KSKさん)
その雰囲気は、同じく色むらのあるタイルの雰囲気にもぴったり。
ブルーのタイルとの組み合わせと、サーモ処理を施しているという珍しさで選んだフローリング。
このフローリングが、部屋全体のコーディネートを決めています。
- ブランド:
- 丸紅木材
- 品名:
- サーモアッシュ
- カラー:
- ブラウン
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...