玄関の外部照明には、鶴首ブラケットを採用した。町家とか古民家の玄関灯といえばコレでしょう、やっぱり。この照明器具が設置されていると、玄関周りの雰囲気がぐっと良くなる。特に暗くなって(電球色の柔らかい)灯が点くと更にいい雰囲気になる。こういうところに、単に暗いところを照らすという役割以外の照明の存在価値・意義があるように思う。なので、照明器具だけでなく、電球そのものも大事で、我が家の照明器具は殆んど電球色にしてある。その中でも、玄関灯は、明る過ぎると前記の雰囲気を壊してしまうので、若干暗いかなと思われるぐらいの明るさのものを取り付けている。
ちなみに、この照明器具は我が家では、トイレに取り付けているmomojiriの次に高価なもので、購入先は、京都市動物園近くにあるタチバナ商会さん。タチバナ商会さんは、明治・大正・昭和初期の照明器具専門店とのことで、当然、店舗の玄関には鶴首ブラケットが設置されていた。なお、購入した鶴首ブラケットのアーム部分は真鍮製、球形の白い部分は乳白ガラスで作られている。
電気設備という面でいうと、この玄関照明は、暗くなると点灯し、明るくなると消えるというシステムを採用しており、東側壁面に、明暗を感知するセンサーが付いている。最近では、電球自体にあかりセンサーや人感センサーが付いている商品が結構あり、また、それらのハイブリッドで調光機能が付いたような、つまり、暗くなると弱く点灯し、そこに人が通ると強く点灯する、といった製品も出ているようで、かなり便利になっているようだ。
玄関正面から。
ここからだと白い球しか観えない。
鶴首ブラケットと呼ばれる理由が、この形状。
何とも言えないこの曲線が美しい。
暗くなって点灯するとこんな感じになる。
照らされた軒裏も美しい。
あかりセンサーは外壁の東面に取り付けてある。
アイテムを使い始めた日 2010年 10月
- ブランド:
- タチバナ商会
- 品名:
- 鶴首ブラケット
- 施工・購入:
- タチバナ商会
- 関連サイト:
- http://www.sukiyalamp.com/