薪小屋作りは小休止して、薪割りに必要な道具の紹介を少しばかり…。
薪ストーブで使用する全ての薪を購入するという場合を除いて、必須となるのは、斧。私が使用している斧は、11人の職人によって製作されているグレンスフォシュ・ブルークス社製。1本1本に斧を制作した職人のイニシャルが刻まれている。写真の斧は実は2代目で、TT(トビアス・テェリン氏)によるもの。1代目の斧も同社製の斧だったが、鎚付きではない斧でクサビを打ってしまったため、斧が割れてしまい、2代目を購入するハメになった(初歩的なミス)。勿論、鎚付きの斧というのもあるのだが、かなりの重量があり、斧として連続で使用するのには向いていないため、鎚(ハンマー)は別途購入した。
当初は斧のみの使用だったが、自分で薪を調達するようになると、斧だけでは割ることができない薪もたくさん出てくる。そういう時に必要となるのが、クサビとそれを打つ鎚(ハンマー)。クサビは、木口の割れ目に打ち込んでいくのだが、1本では薪にめり込んで取れなくなる恐れがあるので、レスキュー用に必ず2本以上のクサビが必要となる。ちなみに、現在は3本のクサビを使用している。
左がグレンスフォシュ・ブルークス社製の斧。
右(赤色)はクサビを打つための鎚(ハンマー)。
斧だけでは割ることができない薪を割る際に重宝するクサビ。
右はレスキュー用。
グレンスフォシュ・ブルークス社の刻印。
TT(トビアス・テェリン氏)の刻印。