夫婦ともに某有名セレクトショップで働くH&Iさん。
仕事柄もあって衣料品はたくさん持っています。
ですが、クロゼットは約3帖のウォークインクローゼット1ヶ所だけ。
どんな使い方をされているのかお聞きしました。
収納はシューズクローク、一間に満たない押入れ、そしてウォークインクローゼットの3つだけ。部屋にクローゼットはありません。
この理由を聞くと、「以前住んでいた賃貸マンションをベースに考えた」との答えが。
H&Iさん:
「以前住んでいた部屋は50平米弱の1LDKで、収納はウォークインクローゼットと押入れが1つ。そこに我々二人のものはギリギリ収まっていたんです。
この部屋のプランを考える時に、その賃貸と比べてウォークインクローゼットは広い、押入れ的な場所も確保できる、土間にも収納があるし…と。収納を広く確保するよりも居住空間を広く確保したかったので」
収納ケースをほとんど使わず、服を棚にたたんで並べてあるのが、ショップで働く二人ならでは。
棚の奥行きは約40cmと一般的なクローゼットの奥行き(60cm)よりも浅いのもポイント。
ハンガーに掛ける+たたんで並べることで、自分たちのワードローブ全体を見渡せ、衣類がシワになりにくいというメリットも。
掛けて置いたほうがよい服(布帛など)と、たたんでおいた方がよい服(ニット・カットソーなど)、素材に合わせた収納方法を選んでいます。
ウォークインクローゼットの入口は、廊下にあります。
主寝室からアクセスするのが一般的な気がしますが…。
H&Iさん:
「そこは特に希望したわけではなかったのですが(笑)
でも確かに前住んでいたところも寝室にウォークインクローゼットがありましたね。
ただ実際使ってみると不便は感じません。というよりむしろ、こちらのほうが使いやすいです。仕事で帰りが遅いときは妻と子供を起こさずに着替えられますし」
奥さま:
「生活リズムが違っても気にしなくていいのはすごくいいですね。前の家ではそーっと起こさないように着替えたりしていましたから。
今は寝室を出るまでだけそーっと動いて。あとは自由に」
H&Iさん:
「そうそう。しかも入口付近はスペースがあるので中で着替えられるんですよ」
確かに奥は横幅55cmほどのスペースですが、手前は幅約1m。ゆとりがあります。
H&Iさん:
「ただ子供が生まれてから、ちょっと収納を見直す必要があるかなと思い始めて。
押入れっぽくした収納スペースが意外に使いづらくて、中に棚をつけとけばよかったなと思ったんですが。
まぁそれは今から自分たちでやっていこうと。ウォークインクローゼットの中も、まだ稼働率上げられると思ってるんですよね」
収納の稼働率を考えるあたりが、H&Iさん夫婦らしいと感じました。
きっと仕事場でも限られたスペースに、どう商品を並べれば省スペースで、かつ魅力的に見えるかを考えているのでしょうね。
お店のディスプレイのようなウォークインクローゼット。洋服をたくさん持っていて、かつ大切にしている二人ならではの工夫が感じられる使い方でした。
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