シンディーさんのキッチンスペースのレポートです。
壁付けタイプのキッチンを、対面式へとリノベーションしたシンディーさん。「生活感を出さない」ということと、「この部屋の一番の見どころをつくる」というのが目的だったそうです。
リノベーション後のキッチンスペース
Before図面(キッチン)
リノベーション前は壁付タイプのキッチン。
After図面(キッチン)
壁付タイプだったキッチンを、90度角度を変えて対面型へ変更しています。「リビング・ダイニングを見ながら料理したかった」とシンディーさん。合わせて和室を撤去し、リビング・ダイニングを拡張。ゆったりとしたキッチンスペースを確保しています。
リノベーション前のキッチン
2年ほど前に交換されていたキッチン。まだ使える状態だったとのことですが、ややピンクがかったタイルやキッチンの面材、ゴールドの把手などが「ちょっと可愛らしすぎて好みではなかった」とシンディーさん。リビング・ダイニングから見通せてしまう配置だったこともあり、変更することに。
施工中の様子
キッチンが撤去された壁から木材が。実は、これは資材を搬入するために一時的に開けた穴。シンディ―さんの部屋は、図面からも分かるように、玄関からクランク状に廊下が伸びており、リノベーションのための資材の搬入が難しい間取りでした。そこで写真の位置に、一時的に資材を搬入するために穴をあけ、そこから資材を搬入することになったのだとか。
一時的なものだったので当初は閉じられる予定でしたが、面白いと思ったシンディーさんは「この穴、何かに使えないか…」と考え、結果小窓として残すことに。
新しいキッチンのカウンターを造作。配管もこの場所まで引き直しています。
ただの穴だった部分も枠がついて小窓らしく。
キッチンスペースのリノベーション後
メーカーはウッドワンのものをセレクト。「料理をよくするので、一人暮らしにしてはちょっといいやつを選びました」とシンディーさん。マットな木目調の面材はフローリングと色調を合わせています。吊り戸棚は予算の削減と開放感を重視してカット。照明はダウンライトのみにしたことで、すっきりと開放的な印象に。
小窓には、透明の泡入りガラスを。廊下を挟んで外からの光を取り込めます。「玄関からもキッチンの様子が見えるので、自分が帰って来たときに、ここから明かりが見えるとホッとするかなと思って」と、シンディーさん。将来、家族が増えたときのことも想定してのことです。
キッチンの腰壁には「大谷石」を使用しています。この石材は、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが好んで作品に使用したことでも有名です。シンディーさん曰く、「今回のリノベーションで一番単価が高かったかもしれません(笑)でも、リビングから見た、この角度を最高にしたかったんです」とのこと。対面にしたキッチンは生活感を抑える壁であるとともに、LDK全体の印象を決める大きなポイントにもなっています。
大谷石 カウンターキッチン 対面式 ウッドワン キッチンスペースのリフォーム
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
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