好きなテイストと色を乗せるキャンバスとして仕上げたリビング

Cyomoさんのリビングについてのレポートです。

アメリカンテイスト、原色、アンティーク・ヴィンテージ…好きなテイストが色々あるというCyomoさん。リビングはどのテイストにも合うようにリノベーションしています。

リノベーション後のリビング

リノベーション前のリビング

折り上げ天井と下り天井が特徴のリビングでした。

リビング（リノベーション前）を別角度から

床は濃い茶色のフローリング。一般的な幅のツヤのあるものが使用されていました。

施工中の写真

折り上げ天井と下り天井を解体しています。

新しく天井の骨組みを造作。
フラットな天井にします。

段差がないことで、天井がすっきり。

壁にはクロスが張られ、床は無垢フローリング仕上げ。

写真の手前がリビング、少し色が濃くなっている部分はダイニングです。
ダイニングの床とリビングの床には違う素材のフローリングが使用されています。

理由は、リビングには元々床暖房が入っていたため。低温式床暖房対応の無垢フローリングを使用。（商品名：オークネイルフリーエンジニア一枚ものワイルドフローリング）

色ムラや節もある「ワイルド」というグレードをセレクトしたことで、ラフな足場板とも合っています。

リビングのフローリング幅は190mm。ダイニングの足場板も幅広ですが、210mm（一部200mm）と微妙な違いがあります。長手方向を同じにすると、この微妙なズレに違和感を感じる可能性があるため、90度回転させ、足場板と垂直に交わるように施工しています。

リノベーション完成後のリビング

窓の内側には樹脂製のサッシを設置。結露や断熱に備えています。
「ぜひつけたかった」というスピーカーも設置。

好きなテイストを集め、賑やかになる予定のリビングなので、照明やシーリングファン、カーテンレールはマットなブラックで統一しています。

部屋の中で大きな面積を占める壁と床をシンプルに仕上げることで、様々なテイストを自由に組み入れることができ、○○風ではない、Cyomoさんオリジナルの空間に仕上がっています。