ナスタの物干しを設置した、未完成の寝室

スライスしたヨーロピアンオークの無垢材を正面の壁に貼り付け、エースホテルをイメージした洋室。
奥様が「今は無法地帯」というこの洋室は、引っ越しから数ヶ月経つ現在、ほとんど使用していないそうです。

無垢材を貼り付けた壁は、ニューヨークにあるエースホテルの一室をイメージして。

「ここにベッドを入れればちょうどそのホテルのような感じになるんですよね」
しかし、現在は肝心のベッドがありません。

「今は、ダブルベッドとシングルベッドを並べて、子どもと3人で別の部屋で寝ているんです。この洋室はダブルベッドが入れられるギリギリの寸法で作ったので…。子どもが1人で寝られるようになったら、ダブルベッドをこっちに移そうと思っています」

「世界で一番注目されているくらい面白いコンセプトのホテルなので、そういうのをモチーフに部屋を作りたかった。僕の中ではこの部屋は完全に完成していない」とarakazさん。

現在はベッドという主役が不在のため、この部屋が完成するのはまだ先になりそうです。

現時点で唯一使うシーンは、布団や洗濯物を干すとき。
バルコニーに面した寝室にはナスタのエアフープ（物干し金具）を設置しています。

リフォームして完成という感覚は全くないというarakaさん。

「今からやりたいことはあるし、施工してもらったところはとりあえず出来ているので、後は自分たちで何を置くかというのはまだまだ余白があると思います」（arakazさん）

これからどんな風に進化していくのか、楽しみな寝室です。