今回は、モノの定位置を決める!
久しぶりの整理収納メソッド
第一回目の心満ちる整理収納をより深くお話ししたいと思います。
建築士の視点から言っても、ここは重要
なぜなら、生活動線上にモノの定位置を決め、出し入れし易く収納していないから
リバウンドが発生すると感じます。
逆に言うと、生活動線上にモノの定位置を定め、出し入れし易く収納すれば、モノの管理もし易く、家事効率はグンと上がります!
作業が楽になれば、整理収納が面倒なものにはならないはず!!!!
では、モノの定位置はどう決めたらよいでしょうか?
ポイントは2つです!
1.固定観念を取り払って使う場所に使うモノの定位置を決める
2.ゴールデンゾーンに使用頻度の高いモノの定位置を決める
1つ目のポイントですが、これは第一回目の心満ちる整理収納でも、アクセサリーを付けたり、お化粧はどこでするか?という内容でお伝えしましたね
「リビングはこれを置く場所ではない」「この家具に普通これは入れない」などと
判断せず、どこに置けばもっと便利に生活できるかを軸に定位置を決めていきましょう。
寝るだけの寝室のクローゼットを普段使わないモノの収納庫にしたり...
食器棚が遠い、ダイニング・キッチンでは、食器洗い受けの下に普段使いの食器を収めたり...
それでは、2つ目のポイント!
ゴールデンゾーンについてです。
これは、目線からおへその範囲を指します。
なので、ご家族でも身長によって違いが出てくると思います。
例えばですが、食器棚の使い方です
(赤線囲い部分がゴールデンゾーンです)
以前は、ガラス面の場所には、思い込みでグラスやティーセットを飾り、下の開き戸のところに使用頻度の高いものから低いものまで食器を詰め込んでいました。
現在、ゴールデンゾーンに使用頻度の高い食器を納め、他の食器等は収納ケースにいれて保管しています。
こうすることで、毎日キッチンに立つたびに、腰を屈めるといった無理な体勢をしなくて済むので家事が楽になりますね。
そして、できれば、ゴールデンゾーンより上には軽いモノ、下には重いモノを置かれるのが良いでしょう。
では、次回はメソッド編の最終章です。
お楽しみに♪