ヒビヤスさんのご自宅にお伺いしてきました。
2階にあるキッチンは、リビング全体を見渡せる、おもてなしのスペースでした。
1階にある庭を眺めるため、キッチンは敢えて対面式にせずオープンキッチンに。
料理中も庭で遊ぶ子どもの様子を見ることができます。
背面にはバックカウンターを設置。
ヒビヤスさん曰く、「キッチンスタジアムがイメージにあった」とのことで、床がダイニングから30cm高くなっています。
この30cmは、キッチンの上を通る梁に圧迫感が出ないように設定された高さ。
南面の壁に設けられた6つ並ぶ窓から入ってくる光で、キッチンが照らされ、リビングから見ると本当にステージのような雰囲気です。
また、この段差部分には引き出し式の収納をつけてデッドスペースを有効活用。
しかも、引き出しは、リノベーション前にお住まいだった方が使用していたもの。
ヒビヤスさんが譲り受け、こちらに設置されたそうです。
床の色と同色に塗装してあり、このために作られたもののように馴染んでいます。
たくさん人が来たときはこの段差がベンチに早変わり。
人が集まる家にしたい、というヒビヤスさんのコンセプトに、一段高くなったキッチンスペースはぴったりです。
リビング・ダイニングからもよく見えるので、コミュニケーションが取りやすいのも特徴。
そして、カウンターの前に立つと、リビング・ダイニングはもちろん、その先につながる約12帖のウッドデッキまでも見渡せます。
皆が楽しんでいるか、何か足りないものはないか、暑かったり寒かったりしないか、子どもたちは仲良く遊んでいるか…
食事の準備をしながら、ワンフロア全体の様子に気を配れる。
ヒビヤスさんのキッチンスペースは、おもてなしを大切にするヒビヤスさんの思いが詰まったスペースでした。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...