コンパクトながら広く見える玄関

アガベさんのご自宅にお伺いしてきました。

今回は玄関の全体の様子についてレポートします。

リノベーション前は狭く、圧迫感を感じる玄関でした。

居住空間は狭くしたくないということで、リノベーションの際、玄関スペースは一部出っ張っていた壁をフラットにしましたが、拡張はしていません。しかし玄関スペースを広く見せるさまざまな工夫がありました。

大型のシューズボックスの扉は全面を鏡にし、たっぷり収納スペースを確保しながらも、広がりを感じさせるアイテムに。
また、シューズボックスと玄関扉の間には、ベビーカーなどが置けるスペースを用意。
さっと物が置ける便利なスペースができただけでなく、部屋の隅に視線が抜ける部分があり、奥行きが感じられます。
玄関ドアの片袖がFIX窓になっているのもポイント、外の光をしっかり取込んでいます。

玄関を入ってすぐに目に入る正面の壁には、室内窓を設置。
窓越しにリビングの明りやグリーンなどが透けて見えることで、玄関スペースが明るくなり、奥行きも感じられます。

また、照明はダウンライトにして、天井もすっきり。

アガベさんの玄関は、限られたスペース中、収納などの実用性はしっかり確保しながら、様々な広く見せる工夫がぎゅっと詰まっていました。