ワークスペースと共有の廊下

アガベさんのご自宅にお伺いしてきました！

今回は2階廊下とワークスペースについてレポートします。

アガベさんのご自宅は一戸建て。
2014年にリノベーションを実施しています。

延べ床面積が約80平米と一戸建てとしてはコンパクトなため、スペースを上手く利用する工夫を色々とされています。

そのうちの1つが、この2階廊下にあるワークスペース。

ここは元々、納戸だったところです。

元々のプランは階段を上がって左側が廊下。右側が納戸でした。
（見えている窓は上記写真と同じ位置の窓です。）

アガベさんは、廊下が無駄に長くスペースがもったいない、そして納戸も不要だと考えられました。

そこで廊下の位置を、階段を上がって右側から左側に変更し、もったいないと感じていた廊下は洋室の一部に。
（写真の階段はまだ左に回っていますが、洋室の壁が作られ、右にあった納戸の壁が撤去されています。）

納戸は潰して、タモ材（集成材）で机を造作。廊下兼ワークスペースとしました。
（上記写真と反対側から撮影しています。）

廊下とワークスペースを共有することで、スペースを有効活用。

壁を立てることが多い、廊下の手すりは、細身の特注のアイアン製。
階段と廊下（ワークスペース）が一体となり、空間に広がりを感じます。
アガベさんの廊下には、コンパクトな空間を有効に、そして広く感じさせる工夫がありました。