狭いトイレを広く使う斜め置きのレイアウト

joe porterさんのご自宅にお伺いしてきました！

今回は、狭いトイレのレイアウトの工夫についてレポートします。

2013年に中古マンションを購入し、リノベーションされたjoe porterさん。

トイレのコーディネートのポイントは床面の黄系のタイル。
とあるショップのトイレで見かけ、似たタイルを探したそうです。

壁もトイレも白でシンプル。
床面のタイルが目立ち過ぎず、いいバランスで、お洒落感を出しています。

ただ、私たちスタッフがこのトイレで一番注目したのは、スペースの取り方でした。

元々のトイレは、とても狭く、立ち上がる時に壁で頭を打ってしまうほどの空間。（上記写真）

便器も三角タンク式で、タンク付きトイレの中ではもっとも小さなサイズのものでした。

そのため、トイレを広げることになったのですが、左右の壁は壊すことが出来ない壁。
奥側には給湯器が収められているスペース（ボイラー室）があり、広げることも塞ぐこともできません。

動かせる壁は、手前側のみでした。

そこでjoe porterさんは、手前の壁（写真で言うと右側の壁）を動かし、トイレのスペースを広げた上で、タンクレストイレを斜めにレイアウト。

最小限の移動で、うまくスペースを確保しています。

トイレは、階段下や他の水回りの拡張などで追いやられ、狭くなりがちなスペース。
その一つの解決法がjoe porterさんのトイレにありました。