6月21日にきよさんのご自宅にお伺いしてきました。
イエナカスタッフを最初に迎えたのは天井高が約5mもある、吹き抜けの玄関ホールでした。
今回はその玄関ホールをレポートします。
天井高約5mというのは、普段見る住宅の吹き抜けとはスケール感が異なり、まるで教会の天井を見ている様な気持ちになります。
天井付近にはフィックス窓と2つのジャロジー窓が設けられており、窓から入る光が、玄関ホールをやわらかく包みます。
吹き抜けの高い天井からぶら下がるスズラン型のペンダントライトは、前の所有者が付けていたものをそのまま利用しています。
天井が高く、電球交換には足場を組む必要があるため、リノベーションの際に電球は寿命の長いLEDに交換。電気代の節約にもなりました。
リノベーション前、2階ホールは腰壁で遮られていました。
腰壁を取り払い、ロートアイアンの手摺に交換。
一時代前のスズラン型のペンダントライトが、ロートアイアンの手摺と一緒になることで、ぐっとおしゃれな今風のアイテムに変わった印象を受けました。
また以前に比べて光が通りやすくなり、正面のジャロジー窓の昇降コードを引けば室内に風を取り込む事もできます。
リノベーションは、丸ごと新しくする建て替えとは異なり、
何を残し、何を加えるかー。
そのバランスをうまく取ることで、古いものと新しいものが合わさって、新築では出せない風合いを引き出すことが出来ます。
きよさんのお家は、リノベーションのならではの『面白さ』や『それを実現する楽しさ』を感じさせてくれました。