ブラインドの記事

ウィル空間デザインさん

記事数 3283 参考になった 57
イエナカプロ

ブラインド

全 1 話

全 1 話

last update : 2017.6.2 施工

圧迫感の出ない間仕切り

ウィル空間デザインの羽根渕です。

リビングに隣接している部屋をつぶしてLDKを広くするという、リフォームでよく見るプラン。
いいなと思うけど、部屋数が減ってしまう…そんな風に思われたことはありませんか?

今回はそんな悩みを解消した事例のご紹介です!

  • 拡大
Beforeのプラン。
Beforeのプラン。

もともとはリビングの隣に和室がある間取り。

リビングに隣接して和室が。
右側には壁、左側には建具があり、圧迫感がありました。

和室をフローリングに変えて広いLDKにしつつ、ご両親やゲストが来られたときに間仕切る扉などが欲しい、というご要望でした。

最初は間仕切りの建具を入れるプランでしたが、どうしても建具を隠しきれず、開放的なLDKが演出出来ない..という障害が。
そこで今回取り入れたのが「プリーツスクリーン」です。

  • 拡大
リフォーム施工中。
リフォーム施工中。

リフォーム中の様子。

壁と建具がなくなり、開放感が出ました。

  • 拡大
プリーツスクリーンを収める窪み。
プリーツスクリーンを収める窪み。

このくぼみにプリーツスクリーンを取り付けます。
「プリーツスクリーン」とは、ぎざぎざにヒダ加工(プリーツ加工)された布生地で、上下に開閉するスクリーン。
イメージとしてはロールスクリーンとブラインドの中間の感じです。

施工の注意点としては
1.天井に掘り込みを作る時は掘り込みの高さ、ワイドに注意!
→プリーツスクリーン収納時の高さ(H)によって、掘り込みの高さを確認する必要があります。
(ちなみに掘り込みなしでも取り付けは出来ますが、たたんだスクリーンが見えるので圧迫感が出る可能性があります。)

2.プリーツスクリーンの高さに注意!
→プリーツスクリーンを下ろしてきたときに床にぶつからないよう、天井高の採寸が必要です。

3.プリーツスクリーンのワイドが広すぎると操作しにくくなり、壊れやすいので注意!
→特に2mくらいのワイドで常用する場合は注意が必要です。
(商品によっては2m以上のサイズがオーダー出来ないプリーツスクリーンもあります。)

  • 拡大
スクリーンを上げたところ
スクリーンを上げたところ

掘り込み仕様にしたことで、プリーツスクリーンを上げるとほとんど見えません。
このプリーツスクリーンを利用することで建具を隠すときに出来てしまう壁を解消し、さらに天井に埋め込み、天井の圧迫感もなくしました。

普段はこのようにLDKの一部として開放的に使い…

  • 拡大
プリーツスクリーンを下げたところ。
プリーツスクリーンを下げたところ。

ゲストが来たときは、プリーツスクリーンを下ろせば、ひと部屋増えます。

ロールスクリーンは伸ばすと平面的ですが、プリーツスクリーンはヒダがあるため立体感があります。
今回は濃い目の色にしたことでスペースの区切りがはっきりしました。
また、LDKの雰囲気もガラッと変わります。

色や素材も様々ありますので、和風にも洋風にもコーディネートすることができます。

2014年 8月 1日

ブラインドの記事

公式Facebookページ いいね!で最新情報をお届け