もちろんお金をかければ何でもできるのですが、予算がある中でキッチンは部分的な商品交換にとどめました。
替えたのは、ガスコンロとレンジフード、水栓、そして照明とフロアです。
ガスコンロ(リンナイ製)はガラストップで、掃除がしやすくなりました。
レンジフード(富士工業製)は、以前のゴーゴーという強烈なファンの回転音がかなり軽減されました。
水栓(LIXIL製)は、まあ機能面はあまり変わっていませんが、浄水器の分岐が蛇口から元栓部分に移行し、見た目がスッキリとしました。
空間としての印象を大きく変えたのは、照明と床の材質によるところが大きいですね。
まず、普通の蛍光灯だった照明をスポットライトにしました。
最初はちょっと暗いかなと思ったのですが、キッチンに立って料理をするときも特に気になりません(そもそも僕はキッチンに立って料理をする機会がほとんどないのですが)。
あと、キッチンのグリーンの面材(分譲時からのものでイタリア製だとか)が以前よりも落ち着いた色合いに見えます。
そして、床はタイル張りに。サンワカンパニーのボルケーノという商品です。
無垢フローリングは水に弱いし、かと言ってクッションフロアだと全体の空間にマッチにしないような気がするし、「冬は足が寒い」「硬いので食器を落とすと必ず割れる」というデメリットには目をつぶり思い切ってタイルを採用しました。
結構いいお値段はするのですが、今回リビングで採用した無垢フローリングよりも単価的には安いそうです。
「オシャレは足元から」というわけで(ま、ファッションの話ですけど)、キリリと引き締まった男前なキッチンになったと思います。
ちなみに、キッチンと同じタイルを玄関とホールの床にも張っています。
キッチンは長方形、玄関&ホールは正方形と、タイルのカットの仕方を変えました。
このへんの「遊び」もリノベーションならでは、じゃないかと思います。
最後に、このタイルは表面がザラザラですので、フロアワイパー的なものでは太刀打ちできません。
まあ、ツルツルだと水をこぼしたとき滑ってしまう危険性をはらむのでザラザラをチョイスしたのですが、昔ながらの雑巾がけを週2回、地道にこなすことにしています。
男前を維持するのもなかなかたいへんですね。雑巾がけロボのブラーバくんの購入も検討してみようかな。
スポットライトとタイルだけで印象は一新されました。タイルは長方形にカットしています。
【Before】リノベーション前のキッチン。床はフローリング張りでした。何か無駄に明るいような気がします。
玄関とホールも、キッチンと同じタイル張りに。こちらは正方形です。
玄関&ホール(左)とキッチン(右)をリビング側から撮影。段差部分の収め方にも苦心しました。
【Before】リノベーション前のリビング。ひとつ上の写真で「段差部分の収め方に苦心した」とコメントしましたが、以前はドア枠と段差の蹴上げのところが白だったんですよね。そして、見切り(床と蹴上げの境い目)は濃い色の木でした。どこまで残すか迷った結果、蹴上げ部分にもタイルを貼り、あわせてドア枠を濃紺で塗り直しすことにしました。タイルを張った分、床の高さが上がるので、扉はアンダーカットしています。
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