D.I.Y.での洗面室リフォームもいよいよ佳境に。壁はクロスの上からニッペのSTYLE DIYペンキを塗る。カラーはつれあいのリクエストでベリーピンクに決定。塗ってみるとひところはやったサンタフェ風な仕上がりになって、おっさんはちょっと小恥ずかしい。でもキラいな色じゃないし、ここはテックスメックス調で仕上げてみよう、ということになった(当初のコンセプトはチープなアジアン、だったが…)。
床はさんざん思案したあげくコルクタイルを採用した。見た目はぼろぼろとヤワそうな印象だが、表面は樹脂ワックス加工されているので(表面加工の種類も天然オイル仕上げなどいろいろそろっている)耐水性や耐久性は見かけ以上にあるそうだ。ゆいいつの欠点が経年で変色することだが、洗面室は日光も入らないし、そう気にすることもなさそう。
作業は、古いクッションフロアをはがしコルクタイル専用の接着剤を接着面とコルクタイル(30×30cm)の裏側にまんべんなく塗り、一枚づつ貼っていくのだが、この接着剤の溶媒臭がかなりキツく、暑さと臭いでけっこうへばった。1時間ほどでなんとか貼れたが(30枚ほど)貼り合わせた接合面に隙間ができたり色調があっていなかったり、不本意な出来で落胆。でも敷きつめると、なんともいえない温かみがあって足裏の感触はそうとう気持ちいい。たぶん冬場の風呂上がりもふるえなくてすみそうな感じだ。
突然のおもいつきでテックスメックス風にコンセプトが変更されたので、それらしくなるように小道具を調達。といってもマスキングテープをひと巻き買ってきただけ。洗面台の両端にチラッと見えてるメラミン樹脂の部分と、風情のなかったプラスチック製のスイッチパネルにマスキングテープを貼る。テープがあまったので巾木にも貼ったけど(貧乏性だから)ちょっとやりすぎたかも。あとはむかしメキシコでお土産に買ってきたお気に入りの陶器の鳥(ツバメ?)を壁に配置した。テックスメックス風にしたというより、なりゆきでメキシカン屋台村に来てしまった、という感じか。
今回のD.I.Y.でのリフォーム、いろいろ試行錯誤したあげく、計画性のなさが露呈して、素人くささが前面に押し出されて、ずいぶん野暮ったい結果となってしまった。でもまあ、この年になっても根気よく仕事ができた、というのが意外でしたわ。
バスマットも作ってみた。材料は着なくなった古いTシャツ。braided t-shirt rugで検索すると作り方が出てきます。