ソファの代わりに、リビングに段差を作る。

たくさんの人を自宅に招きたい。そう思ったNayumiさんは、ソファを置くのではなく、リビングの中に一段高くなったスペースを作りました。

南向きの掃き出し窓があり、リビングの中で一番明るいこの場所に高さ43cmの段差（小上がり）を設けました。
広さは約3帖。間仕切り壁や建具はなく、全くのオープンスペースです。

図面ではチャイルドスペースとなっていますが、友人たちを自宅に招いてワイワイと楽しむための場所でもあります。

床下は全面が引き出しになっており、収納力があります。

この引き出しは、奥行きが約180cm。引き出した時、手前の柱に当ってしまう為、3つに分けています。

壁面には棚を造作。
下の棚は子供のおもちゃを収納するスペース。上段の落下防止ワイヤーがついた棚は、お酒のディスプレイスペースです。

リビングにはソファを置くのが一般的ですが、大人数には対応できません。

その点、小上がりがあれば、段差に腰掛けたり、段の上に正座やあぐらで座ったり…。ごろりと横になることもできます。
多少の大人数でも大丈夫です。

小上がりの床は無垢フローリング張り。

普段は、チャイルドスペースとして子どもの遊び場に。おもちゃを広げて遊んでも、片付けは楽にできそうです。
来客時はゲストスペースに。夜は棚からお酒を出して、車座で飲み会。

引越し後のイベントが楽しみになる、Nayumiさんのリビングの小上がりです。